9月15日,「三木平井山 お・も・て・な・し ウオーク」貸切列車を撮影した後は,パーミル会ヘッドマークの撮影へ。
運用状況がわからなかったので,とりあえず鈴蘭台に向かったところ,あまりにもすぐにやってきてしまって見ただけ。折り返してくるところを撮るべく,やはりこのヘッドマークを撮るなら急勾配のところへ・・・
たまには別の編成に掲出してくれるといいのですけどね。
神戸電鉄3001Fは今年2014年3月31日付で除籍され,6月頃から部品取り状態で鈴蘭台車庫に留置されているのが見られていました。
しかし,再び工場内に取り込まれたのか,8月24日には外からは姿が見えなくなっており,これは近々何か動きがあるのでは・・・と思っていたところ,2両が8月31日に見津車庫にいるとの目撃情報を知人からいただきました。
これまで廃車されて見津車庫に送られた車両は結構長い間留置されていたことが多く,今年から市場駅の作業場で車体を2分割して搬出されていたので,今回もそうだろうと思いながらちょっと様子見のつもりで寄り道してみました。
すると3001Fが4両ともいるものの何やら不穏な動き。クーラーなどの屋根上機器を取り外す作業がすでに始まっています。
この日は屋根上と床下の機器の撤去,車体中央部の床を切断する作業で終了。
この現場を途中まで見てしまっては何としても最期まで見届けないと・・・・
翌日昼過ぎの時点で既に3102号車は搬出されたようで姿は見えず,3001号車を切断しています。
一旦,中間連結面寄りの車体半分を降ろした後,前側半分も一旦降ろし,しばらくしてやって来たトレーラーに載せます。
前回の市場でのデヤや1100形の時と違って今回はブルーシートで包まれました。
写真としてのインパクトはちょっと落ちるかと一瞬思いましたが,これから人目に付く道を走ることを思うと,ウルトラマンとして親しまれた彼にとってはこの方が良かったと思います。
(そんなこと書きながら,ここで最期の姿を晒してしまっていますが・・・)
辛うじて3000系とわかる程度に顔を少しだけ覗かせた姿でトレーラーに牽かれて,走り続けてきた線路を横切る踏切を渡って旅立っていきました。
お疲れ様でした・・・3001F・・・
神鉄では2010年と2011年に,車内や窓に装飾を施した6000系を七夕列車として定期列車に充当して走らせていましたが,3年ぶりに七夕列車のヘッドマークを掲出した列車が7月6日に走りました。
今回は,粟生線活性化の「粟生線乗ろうDAY!」プログラムの一環として, 粟生線沿線の子供とその家族を対象として企画された「貸切列車と貸切バスで行く!親子の旅」に6000系6004F「しんちゃん&てつくんミュージアム」編成が使用され, 七夕列車のヘッドマークが掲出されたものです。 粟生線活性化キャラクターのしんちゃんも添乗していますが,装飾はなかったようです。
撮影までヘッドマークがどうなるのか気になっていて,「しんちゃん&てつくんミュージアム」のままならいつもと同じでガッカリだなぁ~,専用オリジナルだったらいいんだけどなぁ~などと思いながら待っていました。
やってきた貸切列車に「七夕列車」ヘッドマークがついているのを見て,そうきたか~,確かにプラネタリウム鑑賞の七夕企画ツアーやもんなぁ~と妙に納得しながらシャッターを切っていました。
有馬口駅構内の配線改良に伴い。約13か月ぶりに新開地方面から有馬温泉への直通運転が再開されました。
新開地~有馬温泉の直通列車は,以前は昼間にも運転されていましたが,現在は三田線直通が主体となり,朝と夕方以降にしか見られなくなっています。
今回配線変更された付近の現在の様子です。配線変更の移り変わりはこちらでご覧ください。
日中は,三田発新開地行と有馬温泉発有馬口行がほぼ同じタイミングで有馬口に進入してきます。と言っても当然両列車の進入タイミングが微妙にずれることが多いわけで,配線がよく分かるように,かつピッタリと両列車が頭をそろえて入ってくるところを撮るのに随分時間を費やしました。(^^;)
2013年6月から有馬口駅配線変更により運用されていた暫定ダイヤも,同駅配線改良により,間もなく終了です。
同年7月から運行されていた新開地発有馬口行も解消。
と言っても,「有馬口」行の字幕はこれからも有馬口~有馬温泉で,いくらでも見ることができますが・・・
間もなく暫定ダイヤ終了の時期になってしまいましたが,
本館の「神戸電鉄 車両とダイヤの歴史」に暫定ダイヤの概要を纏めました。
2014年6月13日発売の鉄道ダイヤ情報誌7月号によると,3000系第1編成4両が3月31日付で廃車とのこと。
1100形など先輩車両がまだまだ活躍しているだけにちょっと信じ難いこの事実・・・
1973年に登場したウルトラマン。子供のころ,見ることさえも珍しくてなかなか乗れず,憧れの車両。初めて乗れた時にの嬉しさは今でも忘れられません。
当時は珍しかった定速制御機能を持った制御装置が,今となっては当時の部品確保が困難となってしまったのでしょうか。
最後にこの編成に会ったのは今年の冬の大雪の時でした。
生き残ったウルトラマンには引き続き活躍してくれることをお祈りします。