観光地が沿線にあり,かつ登山鉄道としての性格を有している日本の鉄道が「全国登山鉄道‰会」を2009年9月4日に結成しました。
その翌年から,毎年秋に加盟各社で同会のロゴマークをヘッドマークにして一斉に掲出しています。
全国登山鉄道‰(パーミル)会結成10周年となった2019年は9月4日頃から10月末まで,普段の年のパーミル会ヘッドマークとは異なる「結成10周年記念‰会ヘッドマーク」が加盟各社で一部の編成に掲出されています。
神戸電鉄では,最新編成6500系6512Fおよびスプリンググリーンとシルバーグレーで塗装された90周年記念メモリアルトレイン1000系列1152Fの3連2編成に掲出されています。
‰会(パーミル会)結成10周年記念ヘッドマークを掲出している神鉄1152F(1152×3)
このヘッドマーク掲出期間中の9月12日~15日に「日本女子プロゴルフ選手権大会 コニカミノルタ杯」がチェリーヒルズゴルフクラブにおいて開催され,会場と神戸電鉄粟生線恵比須駅との間で無料送迎バスを運行,神戸電鉄でも昼間の志染折り返し列車を三木まで延長運転しました。
(平日:7往復 土曜日・日曜日:8往復 概ね1時間に1往復の延長運転)
また,土曜日・日曜日には西鈴蘭台発新開地行上り1本が三木発に延長されています。
【神鉄】日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯のため延長運転された三木行(1152F 1151×3連)
粟生線では過去のダイヤで昼間に三木折り返し定期列車が設定されていたことがありましたが,これに運用されていたのは3両編成のみでした。
(深夜に下り1本の三木行4両編成列車(翌朝そのまま下り初電に充当)が存在していたことはあります。)
今回の臨時延長運転では,昼間に一部の三木折り返し列車が4両編成で運転されています。
【神鉄】日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯のため延長運転された三木行(5014F 5013×4連)