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【夜行列車】日本海~2012年冬~2

日本海定期運行最後の冬,1月に乗り通せなかったリベンジと,雪国での日本海の撮影に再度日本海に乗って2月に再び青森を目指します。

しかし,この年の雪の多さは普通ではないようで,当初乗車する予定だった日はウヤ。 そんなこともあろうかと予備で確保していた次の日の日本海に乗って青森へ向かいます。
しかし,この日に乗ってきた日本海も扉故障のため鷹ノ巣でまさかの打ち切り。前回に続いて終着青森まで乗り通すことができませんでした。

鷹ノ巣で寝台列車からロングシートの普通列車に乗り換えてここまでやってきました。
まず,本来「日本海」の後を走る「あけぼの」が大幅に遅れて通過。さらに待つこと2時間。
鷹ノ巣まで乗ってきた「日本海」が青森まで回送されるのを撮影。

雪国を行くローズピンク色EF81牽引日本海

雪国を行くローピン日本海

ここは2011年春の写真と同じポジションなのですが,こちらの方が微妙に見る角度が高くから見下ろす感じになってるんですが・・・ これは,立ち位置の歩道部分に車道を除雪した雪が高く積み上げられ,ほぼ自分の身長くらいの高さの雪の壁の上から撮影したからなのです。 (2011年春の写真はこちら)

この日は他に583系「わくわくドリーム号」が来る予定だったため沢山の方が撮影に来られていましたが,大雪のため途中打ち切りになりそうとのことで皆さんと撤収しました。

翌日は2011年夏の写真と同じ場所へ・・・ここも同じく自分の身長と同じくらいの高さまで積み上げられたところからの撮影。 (2011年夏の写真はここをクリック)
ヘッドマークが雪で真っ白になっていて,トワイライト機の場合は日本海ヘッドマークよりも目立ってよかったかも・・・

雪国を行くトワイライト色EF81牽引日本海

雪国を行くトワイライト機牽引日本海

翌朝の日本海は運用の流れからローピン機が確定していたので再びここで撮影する予定でしたが,北陸か羽越方面での大雪の影響で残念ながらウヤ。 ここで雪に埋もれたような中を行くローピン日本海を撮ることはできませんでした。 考えてみれば,青森に来るときに乗っていた日本海が途中打ち切りとなって先回りして撮影できたから良かったものの, そうでなければローピン日本海を雪の中で撮ることができなかった訳で 運が良かったのか悪かったのか・・・

その日も朝から大雪の影響でいろいろありながらも津軽鉄道でストーブ列車の撮影&乗車。

ストーブ客車1両だけの津軽鉄道ストーブ列車

津軽鉄道ストーブ列車(ストーブ客車1両バージョン)

帰りの日本海は無事に運転され,大阪まで定期列車としての乗り納めをすることができました。

【夜行列車】日本海~2012年冬~1

2012年3月に定期運行を終える「日本海」の乗り納めに親子で弾丸往復の旅に。
この年の日本海側各地は雪が多く,無事運転されるか不安を抱えながらの出発でした。

早速往路で大雪のためポイント転換不良や強風のため徐行運転もあって大幅に遅れましたが,何とか弘前までは辿り着きました。 しかし,その先で先行列車が車両故障のため立ち往生しており,弘前から先は運転のメドが立たないとのこと。 乗り納めという目的としては終着まで乗り通せないのは痛恨の極みでしたが,抑止が弘前だったのは何かの思し召しと自分に言い聞かせて, 青森到着後に行く予定だった津軽鉄道に向かいました。

ここまで雪と闘ってきた日本海・・・この後,運転再開されたものの夕方になってようやく青森に着いたそうです。

大雪の中を走ってきた日本海

大雪の中を走ってきた日本海

ここから五能線に乗って五所川原に向かおうとしたところ,五能線も大雪のために運休でバス代行。なかなか楽に旅させてくれません。
代行バスの途中,日本海が川部駅で停車しているのを目撃。少し前に進んだようですが,ここでまた長時間抑止されていたようです。

2台の代行バスは川部から,五所川原まで直行便と各駅停車便に分けてくれたおかげで津軽鉄道で予定していた列車に乗ることができ,津軽飯詰へストーブ列車の撮影に向かいます。
着いた時にはもの凄い風と雪。あたりは真っ白,ホワイトアウトっていうのでしょうか,こんなの初めて。手袋を外すと一瞬で指先の感覚が無くなります。

吹雪の中を行く津軽鉄道ストーブ列車

吹雪の中を行く津軽鉄道ストーブ列車

この後,五所川原から戻ってきたストーブ列車に津軽中里まで,そして五所川原まで乗車。体が温まります。

JRの五所川原駅で,当日夜の日本海がウヤになってしまったことを知り,やむを得ず,翌日,新幹線乗り継ぎで帰ることになってしまいました。
大阪~青森の夜行列車15時間の旅は早かったですが,新青森~東京~新大阪は長すぎる7時間でした・・・。