【神鉄】親子でGO!!ものづくり体験列車(2019年)

神戸電鉄では2007年から2018年の夏休み終盤に子供を含む家族を対象として,目的地や体験内容を事前に知らせずに運行するミステリートレインを事前募集制で企画してきました。2019年は目的地と体験内容を告知して事前募集を行った「親子でGO!!ものづくり体験列車」が運行されました。
今年は8月25日に「親子でGO!!ものづくり体験列車」特製ヘッドマークを掲出したHappyTrain☆(ハッピートレイン)5002Fにより西鈴蘭台~小野~鈴蘭台で運行,そろばん製造が伝統産業である小野市で,参加者オリジナルのそろばんを作る体験ができたようです。

神戸電鉄 親子でGO!!ものづくり体験列車5001×4

神戸電鉄 親子でGO!!ものづくり体験列車(2019年)5001×4

粟生線の場合,午前に下り,午後に上ってゆくというのは,前側が順光となるところがが殆ど無く,難儀しました・・・(

【山陽・阪神】海水浴ヘッドマーク・高校野球副標(2019年)

沿線に多数の海水浴場がある山陽電鉄では,夏の海水浴シーズンならではのヘッドマークを掲出することがあります。

2019年夏は「GO!海水浴」ヘッドマークが7月17日頃から,5000系6連2編成(5014F・5020F),

GO!海水浴ヘッドマークと高校野球副標を掲出する山陽5020F(5610側)

【山陽】GO!海水浴ヘッドマークと高校野球副標を掲出する山陽5020F(5610側)

さらに7月29日頃から,かつて旧標準色の頃に掲出されていた「海へ」ヘッドマークが,3000系復刻ツートンカラー3030F4連に掲出されています。

「海へ」ヘッドマークを掲出する3000系復刻ツートンカラー3030F4連

「海へ」ヘッドマークを掲出する3000系復刻ツートンカラー3030F4連

阪神甲子園球場で開催されている全国高校野球大会の副標は,2018年第100回大会でデザインが変更されたものが,直通特急と特急に運用されている阪神・山陽の車両に掲出されています。

高校野球副標を掲出する阪神8000系

【阪神】高校野球副標を掲出する阪神8000系

【神鉄】特別列車「ビール片手に三田へGO!」(2019年)

日本人で初めてビール醸造実験を成功させたといわれている川本幸民氏の出身地である三田市で,ビールの歴史・醸造,三田の歴史・文化・風土に関する「三田ビール検定」が11月に行われますが,そのプレイベントとして神戸電鉄と三田市のコラボにより,車内で三田の特産物を使った弁当とビール飲み放題を楽しむ事前募集制の特別列車が運行されます。

神戸電鉄特別列車ビール片手に三田へGO!6003×4

【神戸電鉄】特別列車「ビール片手に三田へGO!」6003×4

2019年は8月2日・3日に,特別列車「ビール片手に三田へGO!」が谷上から三田まで,ミュージアムトレイン6004Fにより運行されました。特製ヘッドマークが掲出されるとともに神戸電鉄粟生線マスコットしんちゃんも特製衣装を纏っています。

2018年に初めて1日だけ運行されましたが,今年は2日間となっています。
運転時刻は・・・
8月2日(金):谷上20:15発→三田21:53頃着・・・仕事を終えてからでも間に合う時間
8月3日(土):谷上15:15発→三田16:52頃着・・・神戸に戻ってみなとこうべ海上花火大会に間に合う時間
・・・となっており,配慮が行き届いたダイヤですね。

金曜日のこの時間,ワタシは仕事のトラブル対応で走り回っていましたが・・・(笑)

【山陽】忍たまとおでかけ号ラッピング

山陽電鉄と人気アニメ「忍たま乱太郎」とのコラボレーション企画として, 2019年7月19日から9月8日までスペシャルコラボイベント「忍たまとおでかけ山陽沿線の段」が開催されています。
その一環として,山陽6000系3連1編成(6002F)の車内・車外が装飾された「忍たまとおでかけ号」が,山陽姫路~神戸三宮(阪急・阪神)を普通・S特急で運行されています。
両先頭車で異なるヘッドマークが掲出されており,およそ2週間ごと4期で計8種類のデザインのヘッドマークが掲出されるようです。

山陽電鉄6000系6002F 忍たまとおでかけ号

【山陽】6002F 忍たまとおでかけ号ラッピング

デザイン的にメインとなっている部分が,ホームでの人の目線の高さとなる客室窓にある関係で,このように写真にすると肝心なところがよくわからず,足の部分ばかりがはっきりしてして,よくわからんものになってしまいました。

【神戸市交】たなばた列車(2019年)

神戸市営地下鉄では,沿線の幼稚園・保育園の子供たちの願いを記した短冊が窓に飾られた,たなばた列車「ひこぼし号」・「おりひめ号」が七夕シーズンに走ります。

2019年も7月4日頃から7月25日頃まで,海岸線と西神・山手線とも,たなばた列車「ひこぼし号」・「おりひめ号」を運行しています。

神戸市交通局 西神・山手線 たなばた列車 ひこぼし号 市電デザイン塗装3126F

神戸市交通局 西神・山手線 たなばた列車 ひこぼし号 市電デザイン塗装3126F

今年の西神・山手線は新型の6000系がたなばた列車になるかなと思っていましたが,まだ安定して運用に就けていないようで,2年ぶりの市電デザイン塗装3126Fと・・・

神戸市交通局 西神・山手線 たなばた列車 おりひめ号 3127F

神戸市交通局 西神・山手線 たなばた列車 おりひめ号 3127F

今年度内に引退することが明らかになっている3127F。
3127Fは,たなばた列車で花道を飾ることができました。

神戸市交通局 海岸線 たなばた列車 ひこぼし号 5110F

神戸市交通局 海岸線 たなばた列車 ひこぼし号 5110F

海岸線では全編成にラグビーワールドカップ2019神戸開催のPRヘッドマークが掲出されているため,たなばた列車のヘッドマークとして前面扉の窓に小型ステッカーが貼り付けられていました。

神戸市交通局 海岸線 たなばた列車 おりひめ号 5109F

神戸市交通局 海岸線 たなばた列車 おりひめ号 5109F

ヘッドマークの基本デザインはこれまでと同じですが,主催者「神戸市交通局・神戸交通労働組合」の文字がなくなっています。
ヘッドマークの詳細は,神戸鉄道資料館神戸市営地下鉄たなばた列車~「ひこぼし号」・「おりひめ号」~で・・・

【阪急】天神祭ヘッドマーク(2019年)

2019年も7月18日から24日まで阪急電鉄の天神祭ヘッドマークが掲出されています。

天神祭ヘッドマークを掲出している阪急1014×8R

天神祭ヘッドマークを掲出している阪急1014×8R(2019年)

今年も各線6編成の祇園祭ヘッドマークを7月18日から4編成に減らした分,天神祭ヘッドマークが各線2編成に掲出されています。

【阪急】祇園祭ヘッドマーク(2019年)

2019年夏も7月1日から7月31日まで京都で繰り広げられる祇園祭にあわせて,阪急電鉄では一部の編成に「祇園祭」ヘッドマークが掲出されています。

祇園祭ヘッドマークを掲出している阪急7007×8R

祇園祭ヘッドマークを掲出している阪急7007×8R(2019年)

2019年の「祇園祭」ヘッドマークは2018年と同じもので,前祭と後祭の両方に合わせて7月1日から7月24日まで掲出されています。
7月1日から17日までは各線6編成,「天神祭」ヘッドマークが掲出される7月18日から「祇園祭」ヘッドマークは各線4編成となります。

天気は悪いし,去年と同じヘッドマークだし,他にもネタがあるし・・・一瞬,撮りに行くのをやめようか・・・と思いましたが,気を取り直して今年は昨年と同じものという記録を一応残しておきました。

【阪神】阪神なんば線開業10周年記念ラッピング

阪神なんば線が開業して2019年3月20日に10周年を迎えるのを記念して,さまざまな企画が実施されています。

その第一弾として阪神1210Fにラッピングが施され,2019年1月16日から約2年間の予定で運行されています。

ラッピングのデザインは,阪神電車が走る姫路から奈良までの沿線各地のイメージを阪神沿線に縁のあるイラストレータ2名が描いたものです。また,10周年記念のロゴがヘッドマークステッカーとして掲出されています。

阪神なんば線開業10周年ラッピング1210F

阪神なんば線開業10周年ラッピングを施した阪神1210F

2019年7月15日に実施された阪神なんば線10周年記念ツアー~阪神1000系車両で行く 山陽・阪神・近鉄 直通運行「3社車庫めぐり」~として山陽姫路から近鉄奈良まで運行された貸切列車がこのラッピング編成で運行されました。

かつては休日ダイヤに近鉄乗入れ対応阪神車による阪神山陽直通特急運用があったので,山陽電鉄線内でも休日なら阪神1000系・9000系が必ず見られたのですが,現行ダイヤではその運用がなくなってしまい,山陽線内でこれらを見る機会は極めて少なくなってしまいました。
1000系にラッピングされた阪神なんば線10周年記念ラッピングも走り始めて半年たって,ようやく山陽電鉄線内でようやくゲットできました。

【山陽】半夏生明石だこヘッドマーク(2019年)

夏至から数えて11日目からの5日間の節季「半夏生(はんげしょう)」に,明石だこを味わうイベント「明石半夏生たこまつり」が開催されます。それに合わせて2019年は6月24日頃から山陽5000系5016F6両編成に半夏生明石だこヘッドマークが山陽電鉄の車両に掲出されています。

半夏生明石だこヘッドマークを掲出している山陽電鉄5000系5016×6

半夏生明石だこヘッドマークを掲出している山陽電鉄5000系5016F(神戸方)

2019年のヘッドマークは,両先頭車で異なるデザインで,いずれも明石たこ大使“さかなクン”がデザインしたそうです。

半夏生明石だこヘッドマークを掲出している山陽電鉄5000系5608×6

半夏生明石だこヘッドマークを掲出している山陽電鉄5000系5016F(姫路方)

【山陽】3000系未更新車が旧標準色ツートンカラーで最終出場

山陽電鉄の鋼製車は,現在,クリーム色の車体に赤と黒の帯が入った塗装となっていますが,1948年から1988年までの車体標準色はクリームイエローとネイビーブルーのツートンカラーでした。

2016年からの6000系新造に伴い3000系が順次引退していく中で,リニューアルされずに車体が原型を保っている鋼製未更新車として最後の定期検査を受ける3030F4連を,3000系登場時の旧標準色ツートンカラーに復刻し,2019年7月5日から2021年春ごろまで営業運転することになりました。

2019年7月に最後の定期検査を出場して旧標準色ツートンカラーに復刻された3030Fは,3000系未更新車最終出場記念復刻ツートンカラーヘッドマークを掲出し,7月5日に姫路駅で記念式典が行われた後,姫路から東二見まで事前募集の団体列車として運行され,翌7月6日から通常運用に就いています。

山陽3000系未更新車最終出場記念復刻ツートンカラーヘッドマーク付 旧標準色3030F

山陽3000系未更新車最終出場記念復刻ツートンカラーヘッドマーク付 旧標準色3030F

しかし,通常運用初日にこれを撮影して間もなく故障発生,運行途中で打ち切り回送入庫した模様。
さらに翌日2日目も故障発生により途中回送入庫となってしまったようです。
出場して立て続けの故障,心配です。