2018年の祇園祭もクライマックスを迎えていますが,今シーズンの阪急電鉄の祇園祭ヘッドマークは4年ぶりにデザインが一新されました。
ここ数年と同じく,前祭と後祭の両方に合わせて7月1日から7月24日まで「祇園祭」が掲出されますが,7月1日から17日までは各線6編成ずつ「祇園祭」ヘッドマークを掲出,その内2編成ずつは18日頃から「天神祭」ヘッドマークに取り替えられます。
神戸市営地下鉄が新長田~名谷で1977年3月13日に開業して以来,41年にわたって走り続けてきた1000系1101Fの両先頭に,2018年7月7日がラストランであることを示すヘッドマークが7月1日から掲出されました。
ちょうど1週間,通常運用に就き,七夕の7月7日に涙雨の降る中,最後の営業運用を終えました。
僅か1週間のみのLAST RUN ヘッドマークでした。
これから2023年にかけて西神・山手線の車両が新型車両6000系に置き換えられていくようで,既存車の廃車も進められていくと思われますが,果たして今後引退していく車両にも今回のようにヘッドマークが掲出されていくのか,今回は最初でトップナンバーだから特別に,なのか・・・
1968年にデビューし,2018年で誕生から50周年を迎えた阪急電鉄の5000系。
2018年4月7日からトップナンバー編成5000×8Rに掲出されていた記念ヘッドマークも今日6月30日でおしまい。
梅田方5000号車のヘッドマークに描かれた,マルーン一色,非冷房で種別行先表示幕がなく運行標識板を掛けるタイプのオリジナル顔の5000系の姿,山陽須磨浦公園乗り入れ特急の運行標識板,懐かしい・・・
5000系も既に6編成が6連となって今津線で運用されており,8連で神戸本線を走るのはこの5000×8Rと5001×8Rの2編成だけとなってしまいました。しかし,平日の夕方以降はいまなお特急で走ることも・・・50歳を超えてもまだまだ現役ですね。
阪神競馬場宝塚記念のPRヘッドマークが2018年も阪急電鉄で掲出されています。
今津線では5004×6R,5006×6R,5008×6Rと,いずれも5000系で3編成・・・
5000系も今津線の主力となりました。
神戸線(今津線から直通の準急など含む)を走る8連は7019×8R・・・
6月24日の宝塚記念当日は,梅田10:00発特急新開地行に乗ると,西宮北口で乗り換える今津線列車がオリジナルヘッドマーク付の列車になるとのこと。
お馬さんレースのことはさっぱりわからないのですが,ヘッドマーク掲出が6連3編成に8連1編成と他のレースの時よりも多く,前述のような予告運用もあり,2014年に阪急で阪神競馬シリーズのヘッドマークを付け始めたのもこの宝塚記念からで・・・他のレースよりも格が上なのか,阪急と関係が深いのか・・・
神戸電鉄では,1928年11月28日に湊川~有馬温泉において営業開始して2018年で90周年を迎えるのをさまざまな形でPRしており,その一環として車両にヘッドマークを掲出しています。
神戸電鉄開業90周年と同じ年に北神急行電鉄も開業30周年を迎えることから,両社で記念の「コラボイラスト硬券セット」を発売し, その台紙と同様のデザインのヘッドマークが2018年4月16日から5月31日まで掲出されました。 掲出されたのは6002Fと1110Fで,両編成の両先頭車とも同じヘッドマークです。
神鉄でのヘッドマーク掲出期間は,当初は今年2018年4月16日から2019年3月31日までと公式発表されていたのですが,コラボイラスト硬券セットが完売したとのことで急遽2018年5月末で終了と,何と10ヶ月も短縮。
現在,神戸高速線を走る各社で50周年ヘッドマークが6月末までなど,掲出期間が短いヘッドマークから順に片付けておこう撮影しておこうと動いていて,神鉄の北神とのコラボイラストヘッドマークは1年近くあるから慌てなくても・・・とのんびり構えてたら突然の終了宣告。6002Fは両先頭ともぎりぎり撮れましたが,1110Fは結局1109側のみ撮影できただけで1110側は撮り逃し。
まぁ,このヘッドマークは神鉄では両先頭車で同じだったのでよかったのですが,最近は前後でヘッドマークが異なることも多いので,同じものであっても同じであったことを記録するために両先頭車で撮ることにしていただけに撮り逃しになってしまったのは残念。
神戸電鉄が湊川~有馬温泉で開業してから2018年11月28日に90周年を迎えるとのことで,鉄道開業90周年記念事業が実施されています。
そのひとつとして,神鉄の現役1000形車両にをかつての神鉄車両の塗色を施して「メモリアルトレイン」として走らせることになり,その第1弾として,1950年代から1960年代の一部車両に施されていた「スプリンググリーンとシルバーグレー」塗色を1152×3で再現し,2018年3月20日から通常営業運用に就いています。
それに先立って3月19日に谷上駅で開催されたメモリアルトレインデビューイベントで車両の展示と出発式などが行われ,締めくくりとして谷上~岡場を1往復の特別列車が運行されました。
この「スプリンググリーンとシルバーグレー」塗色は写真でしか見たことがなかったので,「旧」塗装というよりはむしろ新たな塗装という感じに思えます。
1000系列では初めて粟生線活性化キャラクター しんちゃん が乗務。
すでに乗務している2000系以降の大きな窓と違って,1000系列の小さめの窓で,傍に置かれた機器に囲まれながらなんとか しんちゃん が顔を出している様子が可愛らしい・・・
特別列車では神鉄としては珍しく前照灯点灯で特別感を醸し出しています。
また,鉄道開業90周年ロゴのヘッドマークが掲出されましたが,こちらは通常運用でも掲出されたまま運用に就いてるのを初日5月20日に確認しました。
今の神鉄車両とは雰囲気が全く違うので,一般の利用者にも注目されそうですね。
車両を持たない珍しい鉄道会社で有名だった神戸高速鉄道が,阪急三宮,阪神元町,山陽西代,神戸電鉄湊川を結んで今年2018年4月7日に50周年を迎えるのを記念して,いろいろなイベント・キャンペーンが行われていますが,その一環として4社の車両各2編成にヘッドマークが同日から6月30日まで掲出されています。
山陽電鉄で掲出されている2編成のうちの1編成は3000系3012F(3012-3013-3606)。
神戸方の3012号車に神戸高速線開通時に主力だった各社の車両が描かれたヘッドマーク,
姫路方には現在の各社の最新世代の車両が描かれたヘッドマークが掲出されています。
リニューアルされた編成よりも,できれば神戸高速開業時の姿に近い非リニューアル車にヘッドマークを掲出してほしかったなぁと思うのは私だけでしょうか。
阪急電鉄でスヌーピー&フレンズ号の第2弾が2018年3月24日から走り始めました。
今回も阪急各本線1編成ずつ,各線ごとに,また,梅田方と反対側で異なるデザインのヘッドマークが掲出されています。
まずは神戸線の1011×8Rから・・・
神戸方先頭車の車番は阪急では阪急では先代1111・3333・7777に続く4桁ぞろ目。
7777号車は中間車,3333号車も運転台付で登場しながら常時中間に封じ込めのうえ現在は運転台撤去されてしまっているので,先頭に出る4桁並びは実質的に先代1111号車以来ですね。