十年前の春のある日,鉄路を守る大事な任務への始まりです。
満開の桜に見送られて,資材を積み込みに道場南口へ向けて鈴蘭台を出発する神戸電鉄デヤ750。
十年前の春のある日,鉄路を守る大事な任務への始まりです。
満開の桜に見送られて,資材を積み込みに道場南口へ向けて鈴蘭台を出発する神戸電鉄デヤ750。
北海道新幹線が開業してからも津軽海峡線で見られる車両・・・北海道側では・・・
江差線五稜郭~木古内は北海道新幹線と並行する在来線ということでJR北海道から切り捨てられ,第三セクターの「道南いさりび鉄道」に引き継がれましたが,車両はJR北海道からキハ40が9両譲渡されています。
このうち2両は既に観光情報発信列車「ながまれ号」として外観と内装が変更されていますが,残りの7両はとりあえずはJR北海道時代ほぼそのままの姿で走っているようです。
そして,貨物列車は津軽海峡線専用といってもいいEH800による牽引のみに・・・。
2015年8月の時点ですでにED79が牽引する姿は見られず,EH800に置き換えられていました。
北海道新幹線が開業してからも津軽海峡線で見られる車両・・・
貨物列車の牽引機はEH800だけとなります。
特に,青函トンネルを含む海峡線では,在来線はEH800が牽引する列車のみとなります。
在来線旅客列車として,カシオペアが旅行会社企画のツアー専用列車で走ることが公式発表されましたが,これもEH800牽引となるようです。EH800が牽く旅客列車カシオペア・・・いいかも・・・
そして,新幹線H5系/E5系と貨物列車のすれ違いシーンも撮ってみたいものですが・・・
冬の北海道を走るJR貨物EH500金太郎。
冬の津軽海峡沿いをゆくJR北海道789系スーパー白鳥。
最後の冬,ようやくこの光景を自分自身でカメラに収めることができました。
早朝に夜行列車を迎えた場所で,函館方面に振り返ると・・・
天気がよければ函館山をバックに広がる津軽海峡の海を望むことができます。
津軽海峡の傍を走るED79重連貨物列車も・・・
EH500金太郎が牽く貨物列車も・・・・
北海道新幹線開業により,過去のものとなってしまいました。
ここは海峡線の新在分岐部から木古内駅側に在来線下りを少し走ってきたところ。先日ご覧いただいた分岐部の向こう側です。
2013年6月の時点では既に新幹線の高架橋はできており,その下をくぐってきたところ。
この部分,今はEH800が牽く列車しか走らなくなってしまいました。
JR貨物に所属するED79は1989年に新製された50番代のみで,最終的には重連3往復の運用が残っていました。
軌道敷地内での写真のように見えますが,トンネル入り口横のフェンスで仕切られた外側から撮影しています・・・
北海道新幹線対応のため,EH800が新製されると順次置き換えられ,2015年6月の時点では既にED79が貨物を牽引している姿は見られませんでした。
なお,青函トンネルを通過する貨物列車は,当初はすべてJR北海道所属のED79 0番代および100番代が重連で牽引していました。
このED79 0番代・100番代はED75 700番代から改造されたものでした。
その後,EH500が東北本線から津軽海峡線に直通牽引するようになり,2006年3月にJR北海道車による貨物列車定期運用がなくなっています。
知内駅を通っていた列車・・・貨物列車・・・
新幹線開業後も貨物列車は津軽海峡線を走りますが,架線電圧が交流20,000Vから新幹線の25,000Vとなったため,牽引機は津軽海峡線専用のEH800のみとなってしまいました。
新幹線関連工事が始まっていた知内駅で撮影できたのはEH500でも2両しかない1次タイプの2号機。
木古内方のホーム端から・・・
失敗したのは知内駅自身の写真を撮り忘れてしまったこと・・・
「あけぼの」を撮った翌日早朝は津軽線で急行はまなすの撮影。
朝陽を受ける小ぶりな赤い電機が青い客車を牽く姿を捉えたく,夏の北海道に向かう途中,あるいは帰り,何度もこの近くで宿を取り,夜明けにここにやってきてチャレンジしますが,お天道様はなかなか姿を見せてくれません。
晴れても霧が多い難易度の高い場所。たまに,ついでに来る者にそう甘くはありません。
今回は堂々の客車12両編成。
残念ながら理想的な光線とはなりませんでしたが,この場所では今までで一番良好でした。
約20分後に来るED79重連貨物の時にはさらに良い光線に。
果たして来夏にリベンジすることができるのでしょうか・・・