阪急電鉄の阪神競馬桜花賞ヘッドマーク2018年。
すでに桜花賞レースも電車のヘッドマークも桜も終わってしまってますが,備忘録として・・・
昨年から桜花賞の直前の大阪杯でもヘッドマークが掲出されるようになったために掲出期間が短くなって,2018年は4月2日(月)から8日(日)までの7日間になってしまいましたが,唯一の週末も昼間は走らず,朝夕の臨時列車のみに充当とは・・・(;_;)
阪急電鉄今津線仁川駅を最寄り駅とする阪神競馬場で開催されるレースで2017年からGIレースに昇格した「大阪杯」が,2018年は4月1日に開催されるのをPRするヘッドマークが3月23日から掲出されていました。
今年は,今津線専属の6連3編成(5004×6R・5012×6R・5102×6R)と・・・
神戸本線主体で運用されている8連1編成(8008×8R)・・・
でした。
阪神競馬関連のヘッドマークは,今では年間6レースで掲出されるようになりました。
多くは今津線専属の2編成だけに掲出されるのですが,この大阪杯と宝塚記念だけは今津線だけで3編成に掲出されるだけでなく神戸本線系の8両編成1本にも掲出されるのはどうしてなんでしょう? 競馬には疎いもので・・・
神戸電鉄粟生線サポーターズくらぶは,利用者の減少が続く神戸電鉄粟生線の活性化を目指して2012年に設立され,さまざまな活動を行っておられます。 そのひとつとして「粟生線サポーターズくらぶの集い」が開催されています。
2018年3月17日の「粟生線サポーターズくらぶの集い」は鈴蘭台車庫において開催され, 2017年度末で引退する1122Fの車内でくらぶの集いなどが行われたようです。 その後,同くらぶの貸切列車として1122Fがヘッドマークを掲出して鈴蘭台~志染を1往復しました。
ヘッドマークには両先頭車とも「Thank You! Ao-Line Supporters!!」と記されていますが,デザインが異なったものとなっていました。
2017年度は6500系2編成が増備されましたが,この1122Fが引退することが粟生線サポーターズくらぶの集いの参加者募集リリースの中に記述されていたほか,3004Fも運用を終えて部品取りされた状態になっていたことから廃車が確定のようです。
この2編成は車両スタイルが大きく違いますが,
1122Fが1972年7月竣工,
3004Fが1974年7月竣工で,竣工時期は意外に近いですね。
酒米「山田錦」の生産地である三木市吉川町で,毎年3月の第2土曜日と日曜日に開催される「山田錦まつり」は,山田錦で造られたお酒のおまつりです。
2018年は3月10日・11日に開催された山田錦まつりの会場に向けて,神戸電鉄で貸切の山田錦まつり号が運行されました。
貸切列車「山田錦まつり号」は,谷上駅に集合した事前申し込みの参加者を乗せ,鈴蘭台駅を経由して貸切バスに乗り継ぐ粟生線恵比須駅まで運行。(車両は三木駅まで回送して折り返し鈴蘭台へ回送入庫。)
ミュージアムトレイン6004Fの車内をお座敷仕様に模様替えし,山田錦で造られたの銘酒を飲みながら三木市出身アーティストによる生演奏を楽しみ, まつり会場に向かうというもののようです。
これに先立つ2月17日から,貸切列車に使用される6004Fミュージアムトレインに「山田錦まつり号」ヘッドマークが掲出されていました。
3月10日の貸切列車「山田錦まつり号」では,運転台に乗務している粟生線活性化シンボルキャラクター「しんちゃん」も法被鉢巻姿になっていたようで・・・
山陽電鉄で6000系の増備にともない3000系列が順次引退していますが,2018年2月28日に3204Fが運用終了。
恒例となった引退車両への Last Run ヘッドマークが2月14日から掲出されていました。
新造時に3200系として誕生した編成で最後まで残っていた3204Fの引退により,残るは3000系として誕生した車両の主電動機取り換えなどで3200系に編入された編成のみとなりました。
3200系唯一のリニューアル編成3210Fは既に主電動機が元に戻されたようで3010Fに復帰済み。残り3206Fと3208Fの2編成のみとなりました。
すでに6000系は3連8編成が新造され,3000系列3連8編成が引退しましたので,差し引き0になるのですが,改造のため運用離脱中の5000系5004Fの代わりに6000系3連2編成が6連を組んでいますので,3連は2編成減となっています。
これまでも3000系がリニューアルで長期間1編成運用離脱していたことが多かったので,それくらいの余裕はあるのですね。
3030F4連が一時3連となっていましたが,3連が検査入場の際にはまた同じようなことがあるかもしれませんね。
山陽電鉄で6000系の増備にともない,3000系列が順次引退しています。
2017年12月に新たに6000系6005F~6007Fの3連3編成が増備されて,3000系列3連2編成が運用を終えるようです。
2018年1月22日から,3024F(3024-3025-3612)と3202F(3202-3203-3621)に,Last Run ヘッドマークが掲出されています。
まずは,現存する3000系の中で,リニューアルされなかった編成で最も高齢である3024Fがヘッドマーク掲出している姿を・・・
ヘッドマークには,掲出されている旧塗装時代の車両前面のイラストが描かれるとともに,車番と運用された期間が記されています。
公式な発表はないようですが,ヘッドマークの表記から2018年1月31日で運用を終えるようです。
酒造りに最適な水「宮水」が湧き出ており,酒米「山田錦」の産地も近く,日本一とも言われる神戸と西宮の酒どころ「灘五郷」で,この週末から各酒蔵で蔵開きが始まったそうです。
その「灘五郷」を盛り上げようと,灘五郷酒造組合や阪神電気鉄道などにより『「灘の酒蔵」活性化プロジェクト』が昨年から始まり,そのキックオフイベントとして阪神電鉄でラッピングトレイン「Go!Go!灘五郷!」が2017年10月1日から運行されています。
ラッピングされたのは阪神1000系1207Fで,西郷・御影郷・魚崎郷・西宮郷・今津郷の酒蔵のイラストなどが描かれています。
はじめはヘッドマークがありませんでしたが,10月下旬から「灘の酒蔵」活性化プロジェクトシンボルマークのヘッドマーク(ステッカー)が掲出されています。梅田・奈良方と姫路方でベースの色が異なります。
以前は休日ダイヤで阪神梅田~山陽姫路の直通特急主体の運用に,阪神車両の近鉄乗入れ対応車1000系・9000系が必ず充当される俗称「銀直運用」があり,この運用のおかげで両系のラッピング編成も山電線内で見られることも少なくありませんでした。
しかし,現行ダイヤではその運用もなく,1000系・9000系が山電区間を走ることが珍しくなってしまいました。
ある日,山電のラッピングやヘッドマークを撮影していたところ,偶々やってきたのを撮影できたのが上の写真。阪神線内へ行かなければ撮れないかな~と思っていたのでラッキーでした。
ところで,阪神・山陽で酒蔵に関連するイベント列車として,1999年から2006年まで,阪神梅田からお酒を飲みながら山陽手柄まで乗り,到着後は酒蔵見学や利き酒を楽しむ「播磨酒蔵ライナー」がありましたね。