ここは海峡線の新在分岐部から木古内駅側に在来線下りを少し走ってきたところ。先日ご覧いただいた分岐部の向こう側です。
2013年6月の時点では既に新幹線の高架橋はできており,その下をくぐってきたところ。
この部分,今はEH800が牽く列車しか走らなくなってしまいました。
ここは海峡線の新在分岐部から木古内駅側に在来線下りを少し走ってきたところ。先日ご覧いただいた分岐部の向こう側です。
2013年6月の時点では既に新幹線の高架橋はできており,その下をくぐってきたところ。
この部分,今はEH800が牽く列車しか走らなくなってしまいました。
JR貨物に所属するED79は1989年に新製された50番代のみで,最終的には重連3往復の運用が残っていました。
軌道敷地内での写真のように見えますが,トンネル入り口横のフェンスで仕切られた外側から撮影しています・・・
北海道新幹線対応のため,EH800が新製されると順次置き換えられ,2015年6月の時点では既にED79が貨物を牽引している姿は見られませんでした。
なお,青函トンネルを通過する貨物列車は,当初はすべてJR北海道所属のED79 0番代および100番代が重連で牽引していました。
このED79 0番代・100番代はED75 700番代から改造されたものでした。
その後,EH500が東北本線から津軽海峡線に直通牽引するようになり,2006年3月にJR北海道車による貨物列車定期運用がなくなっています。
ここは北海道新幹線と在来線との分岐点の近くにある短いトンネルの知内側。
霧の中,ED79に牽かれてJR東日本キヤ193系East-iがやってきました。
北海道内各線の検測のためのようです。
実は,よく晴れていた知内駅でカシオペア・トワイライト・北斗星を撮影した後にやってきた場所。
知内ではよく晴れていたのに,ほんの少し海沿いに出ると霧の中でした・・・
木古内駅の南西にある,北海道新幹線と在来線の北海道側分岐点の2013年6月の様子・・・
木古内駅方面への新幹線の高架ができつつありました。
向こうの方に津軽海峡の海もほんの少し・・・
撮影した地点付近には,現在,新幹線ビュースポットなる展望台ができているようですが,分岐ポイントはスノーシェルターで覆われてしまっているようです。
知内駅を通っていた列車・・・貨物列車・・・
新幹線開業後も貨物列車は津軽海峡線を走りますが,架線電圧が交流20,000Vから新幹線の25,000Vとなったため,牽引機は津軽海峡線専用のEH800のみとなってしまいました。
新幹線関連工事が始まっていた知内駅で撮影できたのはEH500でも2両しかない1次タイプの2号機。
木古内方のホーム端から・・・
失敗したのは知内駅自身の写真を撮り忘れてしまったこと・・・
2016年3月26日,新青森から新函館北斗まで北海道新幹線が開業しました。
これまで在来線が走り,今回新たに新幹線が走るようになった区間には,見学専用の竜飛海底駅と吉岡海底駅とともに地上区間で一般旅客扱いする駅がふたつありました。
ひとつは本州に,先にご紹介した津軽今別駅。
もうひとつは北海道に知内駅。
いずれも駅前に道の駅があるほかは周囲にはこれといったものがないという共通点がありましたが,新幹線の開業では明暗が分かれました。
津軽今別は新幹線の駅「奥津軽いまべつ」となりましたが,知内は旅客扱いが2014年3月に廃止され,信号場(湯の里知内信号場)となってしまいました。
そんな知内駅を通っていた列車たち・・・夜行列車から・・・
初夏の夜明け頃,まずはカシオペア・・・
続いて,トワイライトエクスプレス・・・
間をおいて,北斗星・・・
ところで,北海道新幹線は,年間の需要予測150万人,予想収支48億円の赤字(減価償却費等を除いても11億円の赤字)という巨大赤字路線。神戸近郊では年間の輸送人員600万人,収支10億円の赤字の路線の存廃が議論されている中での新線建設。疑問に思うのは私だけ?
青函トンネルを抜け,津軽海峡を臨む江差線を走って函館に到着した急行「はまなす」はDD51にバトンタッチ。しばしの休息の後,札幌へ向かいます。
ここは先日ご紹介した函館駅での青函連絡船へ航送貨車を出し入れしていた写真とほぼ同じ場所。
27年の時の流れを感じます。
そして,今朝,最後の旅路の終着駅に着いたようです。
28年間、お疲れ様でした・・・
ついに急行「はまなす」の最終列車が青森駅を発ちました。
ED79重連の牽引だったようですね。
2012年2月に「日本海」乗り納め&撮影で津軽地方へ来たとき、雪の夜に青森駅で出発を待つ はまなす もED79重連でした。
一般の乗客を乗せて青函トンネルをくぐる在来線最後の列車,本州から,さようなら・・・
今日2016年3月20日,上り「はまなす」のラストラン。
「はまなす」にはいろいろな「JR最後の」がつく列車・・・JR最後の急行列車,JR最後の定期客車列車・・・。
寝台車が連結されているほか,座席車も簡易リクライニングの一般的な座席車だけでなく,ドリームカー,カーペットカーなど多彩な客車が,普段は客車7両のところ,シーズンによっては最大12両まで増減する客車列車の強みを活かした列車でもありました。
ここには何度も「はまなす」を撮りに来ましたがなかなか天候に恵まれず,8回目のチャレンジでようやく,青空の下を行く,赤い小ぶりな電機ED79が牽く「はまなす」を仕留めることができました。
カシオペアも今日、一般運行札幌発ラストラン。
学生時代に北海道ワイド周遊券で宿代わりにイヤと言うほど乗った札幌発夜行列車の終焉・・・(;_;)
青函連絡船なき後,初めて青函トンネルを通ったのは函館まで行くようになった日本海で渡道したとき。
青森で牽引機が青函区間専用機ED79に交代します。
この時,青森駅では連絡船の設備が撤去作業中でしたが,まだ一部が残っていました。
青函トンネルを通って北海道に渡っていた日本海1・4号は,残念ながら2006年3月に運転区間が大阪~青森に短縮されています。