タグ別アーカイブ: 北陸

北陸地方の鉄道

【JR北陸地方】北越(485系1500番代T18編成国鉄色)

屋根上前照灯が2灯で四ツ目が特徴の485系1500番代は国鉄時代に北海道用として耐寒耐雪強化された車両。「いしかり」として函館本線を走りましたが,さらに北海道に特化された781系にバトンタッチして本州に戻りました。
本州でも雪の多い地域で走り,最後まで四ツ目オリジナルの姿で残ったのはJR東日本新潟車両センターT18編成のクハ481-1508,おもに特急「いなほ」・特急「北越」・快速「くびき野」で運用,塗色も最終的に国鉄特急色に蘇りました。

ところで,JR西日本の489系ボンネット編成により運転されていた夜行急行「能登」が臨時化されてからは,JR東日本の国鉄特急色で客室灯減光対応のK1・K2・T18編成が臨時急行「能登」に充当されました。能登に運用する車両は北越8号・3号で新潟車両センターと金沢との間の送り込み・返却が行われたため,臨時「能登」前後の北越8号・3号が国鉄特急色編成確定となります。それを利用して撮影したのが・・・

485系国鉄色1500番代T18編成北越

485系T18編成(国鉄色1500番代)北越(2010年5月)

485系1500番代T18編成の北越3号です。

臨時「能登」運転終了後も「いなほ」・「北越」・「くびき野」などで運転されてきましたが,2015年5月30日の「ありがとう485系国鉄色号!」がラストランとなってしまったようです。

【JR北陸地方】683系8000番代スノーラビット

北陸新幹線開業によりJR西日本に移籍した元・北越急行はくたかスノーラビット編成のうち,683系8000番代車はJR西日本に移籍後も北越急行色のまま走っていたようですが,金沢総合車両所松任本所に入場してしまったそうですね。ついに683系・681系北越急行色が消滅してしまうようです。

北越急行683系8000番代はくたか クロ683-8000番代

北越急行683系8000番代はくたか Snow Rabbit Express(クロ683-8000番代)

北越急行683系8000番代はくたか クハ683-8700番代

北越急行683系8000番代はくたか Snow Rabbit Express(クハ683-8700番代)

画像は「はくたか」としてJR北陸本線時代に走っていた頃のものです。

新ダイヤになってから,スノーラビット色のままサンダーバードやしらさぎとして関西にも来たことがあるようで,ぜひこちらでも撮りたいと思っていましたが,叶わぬ望みとなってしまったようです。

【夜行列車】日本海~2012年春臨

ゴールデンウィークの頃に田植えをされるところが多いようですね。

定期運行が終了した日本海も,すぐ後のゴールデンウィークに臨時で運転されています。
GW前半に臨時日本海が運転された4月下旬。おにぎり山を臨む田圃は田植え直前でした。

水鏡に映るEF81ローズピンク牽引日本海

水鏡に映る臨時日本海

敦賀で牽引機交換の時間を利用して追っかけ。
大阪へ向けてラストスパートをかける日本海を迎え撃ちます。

大阪へ向けてラストスパートをかけるEF81ローズピンク牽引日本海

大阪へ向けてラストスパートをかける日本海

【夜行列車】倶利伽羅越えのトワイライトExpress

トワイライトエクスプレスが今後もしばらくの間,団体臨時列車として残ると公式に発表されました。大阪~札幌でのトワイライトの廃止は車両の老朽化というのが公式の理由だったはずなのですが・・・
確かに老朽化も間違いないと思いますが,やはり北陸新幹線開業による並行在来線の第3セクターへの移行により,これらの線区に乗り入れて走らせるための様々な調整が面倒だから・・・さらに1年後には北海道新幹線開業だし・・・というのが,このタイミングで廃止の最大の理由だと思うのですが・・・

団臨で残っても,ここを走ることはもうないんでしょうね。

倶利伽羅の里を行くトワイライトエクスプレス

倶利伽羅の里を行くTwilight Express

【JR北陸地方】北越(485系T編成上沼垂色)

2015年3月13日限りで消滅した特急「北越」。

当初は大阪~新潟の特急に名付けられましたが,この区間の列車は雷鳥に譲り,最終的には金沢~新潟の特急となりました。
その中には,元々は大阪~新潟の北越が雷鳥となり,それが金沢で系統分割され,その内の金沢~新潟側の列車が北越となったものもあるようで・・・

2015年3月14日ダイヤでは,新潟とえちごトキめき鉄道となった糸魚川との間を直通する臨時快速が485系で運転されているようで,リニューアル車3000番代で組成されるR編成が充当されるみたいですね。

JR東日本485系T14編成 北越

JR東日本485系T14編成 北越(2010年5月)

国鉄特急色T18編成以外のT編成(上沼垂色)はすでに全廃となっているそうで・・・

この場所も常に撮影する人たちで賑わっていましたが,今はどうなのでしょうか・・・?

【JR北陸地方】475系急行型

2015年3月13日までJRとしての運行されてきたローカル列車で運用されてきた急行型475系は,北陸新幹線開業による一部線区の第3セクターへの移管とともに,車両自身も引退してしまいました。
トワイライトエクスプレスの運転終了,北斗星の定期列車としての運転終了など,全国区的な話題に埋もれてひっそりと引退してしまった感があります。

倶利伽羅峠を超えてゆく475系

倶利伽羅峠を超えてゆく475系

個人的には,かつて急行立山で大阪から直通運転していた富山地鉄立山まで乗ったのが初乗車,その後は,ほとんど18切符シーズンばかりでしたが,ローカル列車で随分乗車しました。
金曜日夜にムーンライトながらに乗り,土曜日に関東で撮り鉄し,その夜のムーンライト信州に乗って日曜日に大糸線のキハ52に乗車・撮影,糸魚川から北陸周りで帰ってきた時,あるいは,土曜日夜にムーンライトえちごに乗って日曜日は新潟から北陸を乗り鉄,途中で撮り鉄しながら帰って行く時,かつての急行での走りっぷりを彷彿させる韋駄天ぶりを味わうことができました。

すでにムーンライトえちごは運転されていませんし,ムーンライト信州で糸魚川まで出ても18切符だけでは乗ってこれないんですね,というセコイ話もありますが,475系のかつての急行を思い起こさせる列車に乗れなくなったのは残念です。

【JR北陸地方】681系2000番代スノーラビット

昨日(2015年3月13日)限りで運行を終えた北越急行・JR在来線としての「はくたか」。
当初はJR西日本とJR東日本の485系,そして臨時では489系ボンネット車でも運行されましたが,最終的にはJR西日本と北越急行の681系と683系に集約されました。

北越急行色681系スノーラビット

北越急行681系スノーラビット(2003年5月)

同じ681系でも帯の色が違うと雰囲気が随分違うなぁ~と思っていましたが,北陸新幹線の開業により,北越急行・JR在来線から「はくたか」が姿を消すことになり,北越急行の681系・683系もJR西日本に譲渡されてJR西日本の681系・683系と同じカラーに変更されるようです。エンジ色ラインの681系・683系は好きだったのですが・・・。
また,今日(3/14)には,JR西日本の編成と同様に方転するために北越カラーの681系も大阪界隈に来てたらしいですね。
これに限らず,結構な数の681系・683系が方転のため,やはり金沢から多数の車両が長駆大阪界隈まで回送されてきてたようで・・・

北越急行ほくほく線では在来線として最速の160km/h運転,しかも単線をかっ飛ばす「はくたか」に一度は乗ってみたかったですが・・

【夜行列車】去り行くトワイライトExpress

ラストランのトワイライトエクスプレスが無事に終着駅に到着したようですね。
大阪~北海道との間を走るトワイライトエクスプレスとしては,本当に最後の終着駅ですね。

ラストランのお見送りができなかったのが残念・・・

雪が残る立山連峰とトワイライトエクスプレス

雪が残る立山連峰と去りゆくトワイライトエクスプレス(2003年5月)

【JR北陸地方】683系2000番代しらさぎ

これまで683系2000番代で運転されてきた「しらさぎ」。
基本編成5両ですが,多くの列車で+3両の8両,多客時はさらに+3両の堂々たる11両編成でした。

683系しらさぎ11連(5+3+3)

堂々11両編成(5+3+3)の683系しらさぎ

2015年3月14日ダイヤから681系0番代を中心とした基本編成6両,多客時+3両の9両に変更されるようで,すでに黄色ラインプラスのしらさぎカラーに変更された681系がサンダーバードなどで走っているようです。(683系0番代のしらさぎカラーって出現するのでしょうか?)

これまで関東から北陸へは,上越新幹線~越後湯沢乗り換え~北越急行はくたかのルートと東海道新幹線~名古屋または米原乗り換え~しらさぎの2ルートがあって,東京~金沢で見てみると所要時間的にはほぼ互角だったのですが,北陸新幹線ができると圧倒的にこちらが早いし乗り換えもなくなります。しらさぎの利用者がかなり減りそうで,9両で運転されることも少なくなるのでしょうか。

ところで,北陸新幹線開業日の2015年3月14日から北陸本線金沢以東が第3セクターに移管されるわけですが,移管される時刻で何時なんでしょう??
例えば,大阪3月13日20:56発サンダーバード45号富山行は高岡24:00発,富山24:12着なのですが,この3月14日に変わった後は,厳密にはJRなのか「あいの風とやま鉄道」か・・・対利用者としては終着までJRとして取り扱われるような気がしますが・・・
さらに,富山到着後はJR線に車両を戻す必要があり,金沢まで既に日付変わって「あいの風とやま鉄道」と「IRいしかわ鉄道」を走ることになるのですが,果たして自力で走るのか,JR貨物により甲種輸送となるのか・・・運用オタク・ダイヤオタクとしては気になるところです・・・

【JR北陸地方】681系・683系サンダーバード方転

北陸新幹線開業により北陸地方のJRが激変するのも既に秒読み段階。
あまりにも失うもの,変化が多すぎて,どのように纏めようかと悩む今日この頃。

今回はサンダーバードの編成方向の変更について。
これまでサンダーバードは上り方(大阪方),しらさきは下り方(富山・金沢方)の先頭車がグリーン車でしたが,このたびのダイヤ改正からしらさぎの方向に統一されます。
そのため,サンダーバードに使用されている681系,683系0番代と4000番代の編成の方向が変更されることになります。
この方向転換は,通常,サンダー運用終了後に京キトへの入区を大阪~宮原操~北方貨物線~東海道線~向日町のルートで回送されているものを,改正前夜の入区時に大阪~宮原操折返し~大阪~東海道線~向日町のルートで回送することで実施されると思いますが,改正前夜に金沢方で夜を過ごす編成はどうするのでしょうね。改正前日の最後の金沢行・富山行で運転される前に大阪方で方転して改正前ながら逆方向の編成で運転されるのでしょうか。まさか方転のために金沢から大阪まで回送なんてことをしようとすると長躯回送列車が多数走ることになるし・・・などど細かいことが気になります。いずれにしても改正前日には大阪駅で,普段はあまりない683系・681系の回送が多数見られそうですね。

さて,681系の場合は方転しても9両以上は上り方は同じ顔ですが,683系の場合,この顔(↓)は片方だけなので,この方向でこの顔は見られなくなるんですね。

上り方クロ683先頭のサンダーバード

上り方クロ683系先頭サンダーバード