いよいよ江差線に入ります。
はるばる大阪や上野から走り続けてきた夜行列車で夜を明かし,長いトンネルを抜け,ゆっくりと津軽海峡沿いを走る列車に乗っていると,いよいよ北海道に入ってきたことを感じたものです。
かつては,ここを,
カシオペア
トワイライトエクスプレス
北斗星
の順に,赤いED79に牽かれて行きました。
いよいよ江差線に入ります。
はるばる大阪や上野から走り続けてきた夜行列車で夜を明かし,長いトンネルを抜け,ゆっくりと津軽海峡沿いを走る列車に乗っていると,いよいよ北海道に入ってきたことを感じたものです。
かつては,ここを,
カシオペア
トワイライトエクスプレス
北斗星
の順に,赤いED79に牽かれて行きました。
2016年3月26日,新青森から新函館北斗まで北海道新幹線が開業しました。
これまで在来線が走り,今回新たに新幹線が走るようになった区間には,見学専用の竜飛海底駅と吉岡海底駅とともに地上区間で一般旅客扱いする駅がふたつありました。
ひとつは本州に,先にご紹介した津軽今別駅。
もうひとつは北海道に知内駅。
いずれも駅前に道の駅があるほかは周囲にはこれといったものがないという共通点がありましたが,新幹線の開業では明暗が分かれました。
津軽今別は新幹線の駅「奥津軽いまべつ」となりましたが,知内は旅客扱いが2014年3月に廃止され,信号場(湯の里知内信号場)となってしまいました。
そんな知内駅を通っていた列車たち・・・夜行列車から・・・
初夏の夜明け頃,まずはカシオペア・・・
続いて,トワイライトエクスプレス・・・
間をおいて,北斗星・・・
ところで,北海道新幹線は,年間の需要予測150万人,予想収支48億円の赤字(減価償却費等を除いても11億円の赤字)という巨大赤字路線。神戸近郊では年間の輸送人員600万人,収支10億円の赤字の路線の存廃が議論されている中での新線建設。疑問に思うのは私だけ?
青函トンネルを抜け,津軽海峡を臨む江差線を走って函館に到着した急行「はまなす」はDD51にバトンタッチ。しばしの休息の後,札幌へ向かいます。
ここは先日ご紹介した函館駅での青函連絡船へ航送貨車を出し入れしていた写真とほぼ同じ場所。
27年の時の流れを感じます。
そして,今朝,最後の旅路の終着駅に着いたようです。
28年間、お疲れ様でした・・・
ついに急行「はまなす」の最終列車が青森駅を発ちました。
ED79重連の牽引だったようですね。
2012年2月に「日本海」乗り納め&撮影で津軽地方へ来たとき、雪の夜に青森駅で出発を待つ はまなす もED79重連でした。
一般の乗客を乗せて青函トンネルをくぐる在来線最後の列車,本州から,さようなら・・・
今日2016年3月20日,上り「はまなす」のラストラン。
「はまなす」にはいろいろな「JR最後の」がつく列車・・・JR最後の急行列車,JR最後の定期客車列車・・・。
寝台車が連結されているほか,座席車も簡易リクライニングの一般的な座席車だけでなく,ドリームカー,カーペットカーなど多彩な客車が,普段は客車7両のところ,シーズンによっては最大12両まで増減する客車列車の強みを活かした列車でもありました。
ここには何度も「はまなす」を撮りに来ましたがなかなか天候に恵まれず,8回目のチャレンジでようやく,青空の下を行く,赤い小ぶりな電機ED79が牽く「はまなす」を仕留めることができました。
カシオペアも今日、一般運行札幌発ラストラン。
学生時代に北海道ワイド周遊券で宿代わりにイヤと言うほど乗った札幌発夜行列車の終焉・・・(;_;)
今日2016年3月19日は,一般運行最後の下りカシオペアが上野を出発した日。
カシオペアは、津軽海峡線では赤い小ぶりな電機ED79が牽引していました。
この区間では,元々はまだ夜が明ける前に通過していましたが,最後の1年は北海道新幹線との共用区間における新幹線の試運転のため運転時刻が変更され,夏場は撮影できるようになったものです。
上野~青森は,運行開始の1999年からEF81が牽引していましたが・・・
2010年6月からはEF510-500番代が先頭にたっていました。
北斗星色のゴトーさんがカシオペアを牽くことも多かったようですね。
青函連絡船なき後,初めて青函トンネルを通ったのは函館まで行くようになった日本海で渡道したとき。
青森で牽引機が青函区間専用機ED79に交代します。
この時,青森駅では連絡船の設備が撤去作業中でしたが,まだ一部が残っていました。
青函トンネルを通って北海道に渡っていた日本海1・4号は,残念ながら2006年3月に運転区間が大阪~青森に短縮されています。
今季は暖冬傾向でしたが,ついに冬将軍が暴れだしました。
去年の今頃にこのような天候になると,自分が乗るわけでもないのに札幌へ向かうトワイライトエクスプレスの運行状況が気になってしまったものでした。
そんな心配が基本的にないところを走るこの冬のトワイライトエクスプレスなのですが,今日の様な風の強い日に限って比良おろしを受ける湖西線を走って敦賀まで行くコース。そう,今日は「京の冬の旅50回記念号」として走る日だったのでした。
ヘッドマークは今日のための特別なもの,
今日は,特別な「特別なトワイライトエクスプレス」でした~
東加古川~土山で架線に飛来物が付着したそうで一部列車が部分運休になったりしたそうですが,結果的に京の冬の旅50回記念号に大きな影響はなく,湖西線の風規制もなかったようで,無事最後まで走り抜いたようですね。
5月から運転されている「特別なトワイライトエクスプレス」。おもに東海道・山陽筋ではEF65PFが牽引しています。
11月末発までは原色(特急色)のままでトワイライトを牽いていましたが,EF65 1124号機がトワイライト色に塗り替えられ,12月に入ってからはこのカマがトワイライトの先頭に立ち,統一されたカラーで走っています。
EF65PF特急色,EF81トワイライト色を見慣れていると,PFのトワイライト色はやはり違和感・・・
これまでは・・・(2015年7月の特別なトワイライトエクスプレス・・・再掲)
以前,団臨で山陽筋を走っていた時は,EF81トワイライト機がそのまま牽いていたんですが・・・
もうパーイチはこちらの方を走れないようですね。
大阪~札幌で走っていた本来のトワイライトエクスプレスが運行終了したのは半年ほど前の2015年3月。
トワイライト用客車3編成から,展望スイート1両を含むA個室車4両のほかサロンカーと食堂車,乗務員用としてBコンパートメント車,電源車を集めて カニ24+オハネフ25+スシ24+オハ25+スロネ25×3+スロネフ25の8両1編成を組成し,特別なトワイライトエクスプレスとして運転されているのは今更言うまでもないと思いますが・・・
まずはJR神戸線を走るEF65PF牽引の特別なトワイライトエクスプレス。
PF牽引のトワイライトはこれまでも団臨で運転されたことが何度もありますが,今回からは特別な編成・・・
この写真,見た感じ線路敷地内から撮ったようにみえなくもありませんが,フェンスで仕切られた線路敷地外で誰でも普通に歩けるところです。(念のため・・・)
続いてDD51重連が牽引する特別なトワイライトエクスプレス山陰コース。
DD51重連牽引のトワイライトと言えば,北海道内で青いDD51によるものは普通の姿でしたが,国鉄色DD51重連となれば,これまでにも運転されたことはありますが私にとっては未撮。とりあえず距離的にもっとも手近な場所で・・・
といっても超メジャーな場所だけにある意味たいへんでした。
せっかく山陰線の日本海沿いを走るので,その様子を撮りに行きたいところですが,いろいろな意味でたいへんそう・・・とちょっと二の足を・・・