少し遡って秋の北陸へ
2011年秋の晴れ予報の日に王子保~南条の「おにぎり山」前へ。
北陸地方で唯一朝の上り列車を順光で撮影できるところなので,ついここに来てしまいます。
おにぎり山が紅葉しているのを期待したのですが,まだちょっと早かったようです。
少し遡って秋の北陸へ
2011年秋の晴れ予報の日に王子保~南条の「おにぎり山」前へ。
北陸地方で唯一朝の上り列車を順光で撮影できるところなので,ついここに来てしまいます。
おにぎり山が紅葉しているのを期待したのですが,まだちょっと早かったようです。
日本海定期運行最後の冬,1月に乗り通せなかったリベンジと,雪国での日本海の撮影に再度日本海に乗って2月に再び青森を目指します。
しかし,この年の雪の多さは普通ではないようで,当初乗車する予定だった日はウヤ。 そんなこともあろうかと予備で確保していた次の日の日本海に乗って青森へ向かいます。
しかし,この日に乗ってきた日本海も扉故障のため鷹ノ巣でまさかの打ち切り。前回に続いて終着青森まで乗り通すことができませんでした。
鷹ノ巣で寝台列車からロングシートの普通列車に乗り換えてここまでやってきました。
まず,本来「日本海」の後を走る「あけぼの」が大幅に遅れて通過。さらに待つこと2時間。
鷹ノ巣まで乗ってきた「日本海」が青森まで回送されるのを撮影。
ここは2011年春の写真と同じポジションなのですが,こちらの方が微妙に見る角度が高くから見下ろす感じになってるんですが・・・ これは,立ち位置の歩道部分に車道を除雪した雪が高く積み上げられ,ほぼ自分の身長くらいの高さの雪の壁の上から撮影したからなのです。 (2011年春の写真はこちら)
この日は他に583系「わくわくドリーム号」が来る予定だったため沢山の方が撮影に来られていましたが,大雪のため途中打ち切りになりそうとのことで皆さんと撤収しました。
翌日は2011年夏の写真と同じ場所へ・・・ここも同じく自分の身長と同じくらいの高さまで積み上げられたところからの撮影。 (2011年夏の写真はここをクリック)
ヘッドマークが雪で真っ白になっていて,トワイライト機の場合は日本海ヘッドマークよりも目立ってよかったかも・・・
翌朝の日本海は運用の流れからローピン機が確定していたので再びここで撮影する予定でしたが,北陸か羽越方面での大雪の影響で残念ながらウヤ。 ここで雪に埋もれたような中を行くローピン日本海を撮ることはできませんでした。 考えてみれば,青森に来るときに乗っていた日本海が途中打ち切りとなって先回りして撮影できたから良かったものの, そうでなければローピン日本海を雪の中で撮ることができなかった訳で 運が良かったのか悪かったのか・・・
その日も朝から大雪の影響でいろいろありながらも津軽鉄道でストーブ列車の撮影&乗車。
帰りの日本海は無事に運転され,大阪まで定期列車としての乗り納めをすることができました。
2012年3月に定期運行を終える「日本海」の乗り納めに親子で弾丸往復の旅に。
この年の日本海側各地は雪が多く,無事運転されるか不安を抱えながらの出発でした。
早速往路で大雪のためポイント転換不良や強風のため徐行運転もあって大幅に遅れましたが,何とか弘前までは辿り着きました。 しかし,その先で先行列車が車両故障のため立ち往生しており,弘前から先は運転のメドが立たないとのこと。 乗り納めという目的としては終着まで乗り通せないのは痛恨の極みでしたが,抑止が弘前だったのは何かの思し召しと自分に言い聞かせて, 青森到着後に行く予定だった津軽鉄道に向かいました。
ここまで雪と闘ってきた日本海・・・この後,運転再開されたものの夕方になってようやく青森に着いたそうです。
ここから五能線に乗って五所川原に向かおうとしたところ,五能線も大雪のために運休でバス代行。なかなか楽に旅させてくれません。
代行バスの途中,日本海が川部駅で停車しているのを目撃。少し前に進んだようですが,ここでまた長時間抑止されていたようです。
2台の代行バスは川部から,五所川原まで直行便と各駅停車便に分けてくれたおかげで津軽鉄道で予定していた列車に乗ることができ,津軽飯詰へストーブ列車の撮影に向かいます。
着いた時にはもの凄い風と雪。あたりは真っ白,ホワイトアウトっていうのでしょうか,こんなの初めて。手袋を外すと一瞬で指先の感覚が無くなります。
この後,五所川原から戻ってきたストーブ列車に津軽中里まで,そして五所川原まで乗車。体が温まります。
JRの五所川原駅で,当日夜の日本海がウヤになってしまったことを知り,やむを得ず,翌日,新幹線乗り継ぎで帰ることになってしまいました。
大阪~青森の夜行列車15時間の旅は早かったですが,新青森~東京~新大阪は長すぎる7時間でした・・・。
2011年夏も前年同様に日本海に乗って青森近郊で一泊して撮影してから北海道に渡ります。
今回は絶好の撮影日和の中で夏の深緑の中を走る日本海も撮影することができました。
この本来ならこの後に「あけぼの」が来るのですが,7月下旬の集中豪雨による路盤流出で上越線の一部区間が不通となっており,残念ながらあけぼのも長期運休中でした。
2010年夏,北海道に行く時に21年ぶりに日本海に乗車。すでに函館まで行く日本海はなく,まずは青森へ。青森駅周辺の雰囲気はすっかり変わっていました。
この時は日本海には乗っただけで,撮影することはできないまま北海道へ渡りました。
次の年のゴールデンウィーク,この期間に津軽鉄道で運行される客車列車の撮影をメインにJR津軽線のED79牽引列車や日本海とあけぼのも撮りに,日本海に乗って津軽地方へ。
前半は荒れた天気が続き,津軽鉄道で乗ったストーブ列車用客車を使用した列車では特別にストーブに火がつけられるほどの寒さでした。
激しい雨と風の中で待機して,やって来たのはトワイライト機の日本海。(;_;)
この天候の中ではヘッドマークが全然わかりませんね。
翌日も津軽鉄道へ向かう途中で日本海を撮影した時も同じような天候。遅れてあけぼののスジでやってきましたが,ローピン機の牽引で良かったです。
さらにその次の日はいい天気。同じ地点ながら線路の反対側で撮影。光線状態はいいのですがバックの建物がちと気になります。
その夜,朝撮影した日本海の折返しに乗って帰路につきました。
JR東日本所属の国鉄色583系が弘前から京都まで団体臨時列車として運転されるとのことで,定番のポイントですが撮影に行ってきました。
国立天文台のホームページによると,11月21日の現地での日の出時刻は6:37,通過する7時頃の太陽の高度は3.6°。
果たして,この列車に陽が当たるのだろうか・・・と,撮影に行くかどうか前夜になっても迷っていましたが,天気はかなり良さそうなので決行。
数分前に前走のサンダーバードが通過した時点では,まだ後ろのおにぎり山にさえ陽が当たってない状況,これは無理か・・・と半ば諦めかけていたところ,その直後から朝陽が当たり始めます。
線路にも陽が当たり始め,急速に上がり始めた露出を調整していると近くの踏切がなり始め,やがて583系が姿を現します。
秋らしさを感じさせるおにぎり山を背景に,朝陽を浴びて583系が駆け抜けて行きました。
駒ヶ岳をバックにSLやトワイライトを撮った翌朝,江差には行かなくなってしまった江差線へ。
かつては一ローカル線でしたが,青函トンネル開通により本州と北海道を結ぶ大動脈の一員となりました。しかし,2016年の北海道新幹線開業により並行在来線としてJR北海道は江差線を放棄し,第3セクター化されてしまいます。
以降も貨物列車は走りますが,旅客列車はどうなるのか・・・少なくとも新幹線共用区間の架線電圧の関係でED79がここを走れなくなるのは確かです。
この日の朝はここを走るカシオペアはなく,トワイライトが通過するのは日の出時刻とほぼ同じ時間,曇り予報で露出が厳しそうだったので北斗星だけに絞ります。
曇り予報に適したアングルだったのですが晴れました。晴れるとこちら側のサイドが・・・
ここで本来ならとっくに通過してしまっているはずのトワイライトが大幅に遅延していることが判明。しばらく待つと・・・
トワイライトでED79が牽く区間では旅客の乗降扱いがないためかヘッドマークがありませんが,むしろ最近ではヘッドマークがない機関車牽引客車列車の方が珍しく,新鮮に思えます。
実は,昨年6月にもこのSカーブで撮影してました。反対側のサイドが写るアングルで撮影したのですが,こちら側は綺麗に陽が当たって順光なのですが,編成の後ろの方がカーブで隠れてしまいます。
どちらがよいのか・・・
今回の北海道ではこれを最後にお日様と青空を見ることはなく,津軽線内で大雨のために夜行列車が途中打ち切りやウヤになったりして撮り鉄活動もウヤ状態。
移動しながら適当に撮りつつ,温泉地に泊まりながら札幌へ向かって移動。明るいうちから温泉に浸かってはビールや地酒を飲んで酔っ払ってました。(^^;)
そして,乗車2日前にようやく寝台券を確保したトワイライトで乗り納め?をしながら帰ってきました。
はまなす撮影の後,19回目の北海道へ。
渡道の主目的に鉄分の濃淡はありますが,よくこれだけの回数,やって来たものです。
遥かに近くて行き易いはずの四国や九州でさえ一桁の回数・・・いや,隣の岡山県でさえ目的地として行ったのは一桁くらいでしかないはず・・・たぶん・・・
今年で最後になるというSL函館大沼号。
残念ながら今回は都合で復路のバック運転のシーンだけの撮影となってしまいましたが,駒ケ岳も青空の下,くっきりと見える中を走るSLを撮るのは初めてです。
そして,こちらも最後の夏となってしまうTwilight Express。
残念ながら雲がかかってしまいましたが,ほんの少しだけトワイライトっぽい?
「あけぼの」を撮った翌日早朝は津軽線で急行はまなすの撮影。
朝陽を受ける小ぶりな赤い電機が青い客車を牽く姿を捉えたく,夏の北海道に向かう途中,あるいは帰り,何度もこの近くで宿を取り,夜明けにここにやってきてチャレンジしますが,お天道様はなかなか姿を見せてくれません。
晴れても霧が多い難易度の高い場所。たまに,ついでに来る者にそう甘くはありません。
今回は堂々の客車12両編成。
残念ながら理想的な光線とはなりませんでしたが,この場所では今までで一番良好でした。
約20分後に来るED79重連貨物の時にはさらに良い光線に。
果たして来夏にリベンジすることができるのでしょうか・・・
しばらく夏休みをいただいていました。
この夏,臨時で運行された「あけぼの」に乗って,まずは津軽地方へ。
上野発時刻は定期時代とはさほど変わっていませんが,途中からはずいぶん遅くなり,青森着は昼過ぎ。その分,定期時代の「日本海」「あけぼの」では暗いうちに走っていた日本海沿いを眺められ,のんびり乗り鉄するにはいい感じです。
上りは青森発が早くなって日の長いこの時期,いい感じで撮影できます。
これまで夏に何度も奥羽線であけぼのを撮影しましたが,今回のように晴れた中で撮るのは初めてだと思います。\(^o^)/