ここは北海道新幹線と在来線との分岐点の近くにある短いトンネルの知内側。
霧の中,ED79に牽かれてJR東日本キヤ193系East-iがやってきました。
北海道内各線の検測のためのようです。
実は,よく晴れていた知内駅でカシオペア・トワイライト・北斗星を撮影した後にやってきた場所。
知内ではよく晴れていたのに,ほんの少し海沿いに出ると霧の中でした・・・
ここは北海道新幹線と在来線との分岐点の近くにある短いトンネルの知内側。
霧の中,ED79に牽かれてJR東日本キヤ193系East-iがやってきました。
北海道内各線の検測のためのようです。
実は,よく晴れていた知内駅でカシオペア・トワイライト・北斗星を撮影した後にやってきた場所。
知内ではよく晴れていたのに,ほんの少し海沿いに出ると霧の中でした・・・
2016年3月26日,新青森から新函館北斗まで北海道新幹線が開業しました。
これまで在来線が走り,今回新たに新幹線が走るようになった区間には,見学専用の竜飛海底駅と吉岡海底駅とともに地上区間で一般旅客扱いする駅がふたつありました。
ひとつは本州に,先にご紹介した津軽今別駅。
もうひとつは北海道に知内駅。
いずれも駅前に道の駅があるほかは周囲にはこれといったものがないという共通点がありましたが,新幹線の開業では明暗が分かれました。
津軽今別は新幹線の駅「奥津軽いまべつ」となりましたが,知内は旅客扱いが2014年3月に廃止され,信号場(湯の里知内信号場)となってしまいました。
そんな知内駅を通っていた列車たち・・・夜行列車から・・・
初夏の夜明け頃,まずはカシオペア・・・
続いて,トワイライトエクスプレス・・・
間をおいて,北斗星・・・
ところで,北海道新幹線は,年間の需要予測150万人,予想収支48億円の赤字(減価償却費等を除いても11億円の赤字)という巨大赤字路線。神戸近郊では年間の輸送人員600万人,収支10億円の赤字の路線の存廃が議論されている中での新線建設。疑問に思うのは私だけ?
再び2013年2月の津軽今別駅。
厳冬・積雪期にもかかわらず北海道新幹線の工事が始まっているのが伺えます。
雪煙を巻き上げながら通過するのは785系300番代2両を先頭に増結した特急「スーパー白鳥」。
L特急「スーパーホワイトアロー」で運用されていた785系にuシート車を組み込む編成替えが行われた際に余剰となった2連を,789系スーパー白鳥に増結するために改造・塗色変更されて785系300番代となったもので,1ユニットだけのレアな車両。
北海道新幹線開業により廃止されたスーパー白鳥の789系は札幌圏に転属し,スーパーカムイおよびすずらんに運用されている785系を置き換えるようで,785系はスーパー白鳥増結用300番代も含めて引退するようです。
東北新幹線が八戸まで延伸開業した2002年12月から八戸~青森~函館で運行されているJR北海道789系の特急「スーパー白鳥」。
東北新幹線がさらに新青森まで延伸してからは運転区間が新青森~青森~函館となりました。
ここは陸奥湾沿い,向こうの方に見えるのは平舘海峡。
こちらを撮影したのは海岸にあった雪の小山の上から。夏にはそんな山はなかったような気がします。他所で除雪した雪を運んできて積み上げたような感じで,冬ならではのアングルでした。
新幹線と北海道とを結ぶ役目を担ってきましたが、新幹線の延伸によりその任務を終えることになり、JR北海道の車両をここで見ることもできなくなりました。
阪急電鉄神戸線の現行ダイヤでは,朝ラッシュ時に下りの10両編成営業列車のうち,通勤特急3本が西宮北口で,特急3本が神戸三宮で,後部の増結車2連が切り離されます。西宮北口で切り離された増結車はそのまま西宮車庫に入庫,神戸三宮で切り離された増結車は2両編成で西宮北口まで回送されます。
しかし,2016年3月19日の神戸線ダイヤ改正では下り列車の途中駅での解放がなくなり,三宮から西宮北口まで上り線を行く2連の姿も3月18日まで・・・
なお,御影駅待避線に2連の回送が停車する姿は・・・
ダイヤ改正後も,増結のため神戸三宮へ向かう下り回送で見られますが・・・
梅田方へ出発する上り2連回送は見納めとなります。
2016年3月19日の阪急神戸線ダイヤ改正で,10両編成の通勤急行がなくなること,10両編成の通勤特急の運転区間が全て梅田~神戸三宮となって,途中駅での増結・解放がなくなることが発表されていました。
実はそれだけでなく,上り神戸三宮で増結して10連となった特急も全て折返し回送となり,下りの神戸三宮または西宮北口での解放が全てなくなってしまうようです。
これは,2月発売の鉄道ピクトリアル誌(特集が阪急電鉄神戸線)に掲載されていた新ダイヤグラムによるものです。
(ダイヤ改正実施前に発売される趣味誌に新ダイヤが掲載されるのは非常に珍しいのでは?)
これにより・・・
これらの字幕も見られなくなってしまいます。
現ダイヤでは,連解10連9運用+固定10連2運用で合わせて11運用。
新ダイヤでは,増結10連3運用+固定10連5運用で合わせて8運用。
差し引き2連3本分が捻出されることになります。保留となっているT車も含めて車両の動きがどのようなことになるのか,気になります。
阪急電鉄5300系はMc車・M車に2台ずつパンタグラフが搭載されていますが,2016年2月中旬から片方のパンタグラフを下げた状態で運用されているとのことで行って参りました。
先頭車・中間車とも梅田方のパンタグラフが下げられており,先頭車はいわゆる前パンが下がった状態だけに普段の姿との違いがよくわかります。
回生ブレーキ車の場合は,離線による回生失効を防ぐために1ユニットでパンタグラフ2台の場合も少なくありませんが,阪急5300系のように発電ブレーキ車の場合に2台搭載は珍しいのでは・・・
5300系の多数の編成が片パンで運用されており,試験的なものか今後恒常的になのか?
今後ずっと1台だけ上げるのであれば,いずれ撤去されたりすることは・・・??
同じように発電ブレーキ車で2台装備の6000系など他系列車にも波及するのか・・・???
などなど気になる動きです。
5300系の片パンは以前にもありました。
この時は片方のパンタグラフが撤去されていました。
この5324×7Rの片パン姿は1983年3月と1984年2月に撮影したのが残っていますので1年程度続いており,同時期に5100系5136×8Rも同様に片パンタグラフが撤去されていましたが,いずれもその後2台に戻っていました。
今後の動きに注目です。
2015年6月9日付で神戸電鉄公式サイトで新造されることが発表されていた6500系3両が搬入されました。
第1陣として6501号車1両が2月23日未明に川重兵庫工場から粟生線市場駅の搬出入作業場に陸送,搬入作業が行われ,同日の営業運行終了後に鈴蘭台車庫まで他の車両の牽引により回送されたようです。
その様子はこちら(神戸鉄道資料館「神戸電鉄6500系に関する動き」)をご覧ください。