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鉄道車両について

【東急】初代5000系(青ガエル)

各地の鉄道に活躍の場を移して走った東急旧5000系青ガエルが,2016年2月14日に熊本電鉄でラストランとなったとのこと。
丸みを帯びた前面2枚窓は,わが地元でも神戸電鉄300形で馴染みのあったスタイルでした。

東急初代5000系は乗車し,撮影したことがあったはず・・・と探してみると,

東急旧5000系 青ガエル

東急旧5000系 青ガエル(1982年8月)

東急大井町線で乗車,途中駅で降車して出発していくところを撮ったものがありました。

そしてこちらは乗車していた東海道線普通列車の中から撮っただけですが,

岳南鉄道5000系 赤ガエル

岳南鉄道5000系 赤ガエル(1983年4月)

岳南鉄道5000系。そのカラーから赤ガエルと呼ばれていたようで・・・

他に上田交通(現在の上田電鉄)別所線でも乗車した記憶があるのですが,残念ながら撮影はしていませんでした。

愛嬌のある顔の電車がまた現役を退いてしまったのは寂しいです。

【山陽】前面復刻3000F

今の姿になってから既に3ヶ月以上,平日はほぼ毎日山陽電鉄3000系3連を見るのですが,前面の赤帯と車番位置が新造時の姿に復刻となった3000Fにはなかなか遭遇しません。
撮影しようとすると尚更・・・

前面の赤帯と車番位置が新造時と同様に復刻された3000F

前面の赤帯と車番位置が新造時と同様に復刻された3000×3

できれば,種別・行先表示も字幕ではなく標識板に,側面も鱗模様に・・・は欲張りでしょうか。

新造時は3連でしたが,まもなくほぼ同仕様のT車が組み込まれて4連化。その後も3連に戻ったり4連になったりと変化があったようです。

4連時代の3600×4

4連時代の3000F(2001年5月 現在の西二見駅付近)

ここは現在,ちょうど西二見駅があるところ,当時は何もない場所でした。今はすっかり雰囲気が変わってしまいました。

【阪急】ワンハンドル運転台車両導入40周年その2

1.17・・・あれから21年。
残念ながら地震が起こるのを防ぐことはできません。
この日の事を忘れず,次に起こってしまった時に被害を少しでも減らすことができるように備えなければと思います。

阪神淡路大震災では阪急電鉄でも大きな被害を受け,2200系も一部車両が激しい揺れに襲われて被災しました。

震災当時,既に一部M車が電装解除されていましたが,震災復旧の過程で2200系はすべてT車となったことから全車6000系に編入,先頭車は6050・6150となり,7000系中間車6両を組み込んで8両編成となって現在に至っています。

その2200系が登場してから40周年となるのを記念して,元2200系である6050・6150にヘッドマークが掲出されていましたが,2016年1月8日から第2弾に変わっています。

ワンハンドル運転台車両導入40周年第2装飾ヘッドマーク掲出6050×8R

ワンハンドル運転台車両導入40周年ヘッドマーク掲出6050×8R(第2装飾)

今回は2200系として登場した時のマルーン一色の姿をあしらったものとなっています。

ワンハンドル運転台車両導入40周年第2装飾ヘッドマーク掲出6150×8

ワンハンドル運転台車両導入40周年ヘッドマーク掲出6150×8(第2装飾)

3月下旬まで掲出されるようです。

【阪急】5108Fの変遷

2015年12月26日の終電後に,阪急電鉄5100系が新開地経由(折返し)で阪神尼崎まで自力回送されたそうです。能勢電鉄譲渡に向けた改造のためと思われます。

阪急5108×8R

阪急5108×8R(4+2+2編成)

今回は5108×8Rの4+2+2の編成。2両編成が2組含まれていることから,山下~妙見口と山下~日生中央の区間運転用1550-1500と1560-1510も置換対象ではないでしょうか。

阪急5125×8

阪急5108×8R 宝塚方5125×8(2+2+4編成)

例によってこの編成に関わる車両の変遷を纏めてみました。
先の2編成(5136Fと5146F)よりも編成替えが多く,関わる車両が多いのでややこしいかも・・・

この編成の最終形は
+5108-5658-5659-5109=5142-5141=5124-5125+

まず1971年7月に5124と5125が,
+5104-5654-5655-5105=5124-5674-5125+
の7連で京都線に配属されたそうです。

ほぼ同時期の1971年7月に5142と5141が,山陽須磨浦公園直通の連解編成の中で
+5140-5141=5142-5143=5110-5660-5661-5111+
として神戸線に配置されました。

1971年11月に5108×4が
+5108-5658-5659-5109=5114-5664-5665-5115+
で宝塚線に配置されています。

1972年に5104×7から5655を他編成に供出し,6連で神戸線に転属。
+5104-5654-5105=5124-5674-5125+

同じく1972年,宝塚線に5118×4を増備,5108と組ませて
+5108-5658-5659-5109=5118-5668-5669-5119+
となりました。

一時期,
+5108-5658-5659-5109=5120-5670-5119+
+5128-5678-5109=5118-5668-5669-5119+
の7連に組み替えられたようですが,1977年に
+5108-5658-5659-5109=5118-5668-5669-5119+
に復帰したようです。

1982年3月に阪急で初めての10両編成での運転が宝塚線で5100系を使用して始まることになり,
+5140-5141=5142-5143=5110-5660-5661-5111+
の5140×8が神戸線から転属し,=5142-5143=の順序を変えて
+5108-5658-5659-5109=5118-5668-5669-5119+
に組み込み,
+5108-5658-5659-5109=5118-5668-5669-5141=5142-5119+
の10両編成を組成。朝ラッシュ時に平井車庫を10連で出庫し,雲雀丘花屋敷発梅田行急行として運転,折返し回送で平井車庫に入庫するものでした。
なお,梅田方8連と宝塚方2連は必ずしもこの組み合わせとは限らなかったようですが,1984年に5118と5142を入れ替えて
+5108-5658-5659-5109=5142-5668-5669-5141=5118-5119+
となっています。

1988年に神戸線の5104FのT車1両が他編成と差し替えのうえ位置が変更され,
+5104-5654-5685-5105=5124-5125+
となっていましたが,1988年12月宝塚線ダイヤ改正で10連運用増加にともない宝塚線に転属,
=5124-5125+
が10連の宝塚方2連となりました。

1990年9月に表示幕化改造 内装化粧板張替,ローリーファン取付,非常通話装置取付を
+5108-5658-5659-5109=5142-5668-5669-5141=5122-5123+
の編成で施工,

また,1991年5月に同様の内容を
+5106-5656-5657-5107=5116-5666-5667-5117=5124-5125+
で施工されています。
各編成でこれらの改造が済んだ後は梅田方8連と宝塚方2連は必ずしもこの組み合わせとは限らなかったようです。

1997年に8040形2連3本が増備されると5100系の10連運用が減少。
2000年8月から9月にかけて,
+5108-5658-5659-5109=5142-5668-5669-5141=5124-5125+
+5106-5656-5657-5107=5116-5117=5122-5123+
に変更されました。(-5666-5667-は5000系リニューアルに供出)

2001年1月に宝塚線の5100系10連運用が消滅し,
+5108-5658-5659-5109=5142-5141=5124-5125+
となり,現在に至っていました。

なお,
-5668-5669-
は,一時休車となった後,神戸線に移籍するとともに5008Fのリニューアル用として5570形に編入,2002年10月に
5668→5588,5669→5589で
+5008-5508-5588-5558-5529-5509-5589-5059+
となりました。

【JR】特別なトワイライトエクスプレス(EF65PFトワイライト色)

5月から運転されている「特別なトワイライトエクスプレス」。おもに東海道・山陽筋ではEF65PFが牽引しています。
11月末発までは原色(特急色)のままでトワイライトを牽いていましたが,EF65 1124号機がトワイライト色に塗り替えられ,12月に入ってからはこのカマがトワイライトの先頭に立ち,統一されたカラーで走っています。

トワイライト色EF65PFが牽引する 特別なトワイライトエクスプレス

トワイライト色EF65PFが牽引する 特別なトワイライトエクスプレス

EF65PF特急色,EF81トワイライト色を見慣れていると,PFのトワイライト色はやはり違和感・・・

これまでは・・・(2015年7月の特別なトワイライトエクスプレス・・・再掲)

EF65PFが牽引する 特別なトワイライトエクスプレス

特別な「トワイライトエクスプレス」(EF65PF牽引)

以前,団臨で山陽筋を走っていた時は,EF81トワイライト機がそのまま牽いていたんですが・・・

スマシオを走るEF81が牽引する 団臨トワイライトエクスプレス

山陽本線を走るEF81が牽引する 団臨トワイライトエクスプレス(2003年10月)

もうパーイチはこちらの方を走れないようですね。

【阪急】ワンハンドル運転台車両導入40周年その1

10月1日から掲出されているヘッドマークで今更・・・ですが・・・

今年2015年は阪急電鉄でワンハンドル運転台が採用されてから40周年とのことで,記念ヘッドマークが掲出されています。
対象編成は6050×8Rで,その両先頭車はワンハンドル運転台最初の年に2200系として登場した車両。

ワンハンドル運転台車両導入40周年第1装飾ヘッドマーク掲出6050×8R

ワンハンドル運転台車両導入40周年ヘッドマーク掲出6050×8R(第1装飾)

第1弾として,車番と当時のワンハンドル車の象徴であったHマークをあしらったマルーンベースのヘッドマークが,2015年10月1日から2016年1月8日まで掲出されています。

ワンハンドル運転台車両導入40周年第1装飾ヘッドマーク掲出6150×8

ワンハンドル運転台車両導入40周年ヘッドマーク掲出6150×8(第1装飾)

側面にはHマークと旧社章がステッカーで再現されていますが,かつてのように厚みがないので光線状態や見る角度によっては目立たないのが残念。

ワンハンドル運転台車両導入40周年記念

ワンハンドル運転台車両導入40周年記念

【阪急】直通特急「とげつ」・・・7001×6R

ラッピング編成の高速神戸発直通特急嵐山行の次の臨時列車としてやって来た宝塚発今津線経由の直通特急嵐山行は,嵐山直通臨時としては新顔の7001×6R。
この編成は元々鋼製車6連で新製されましたが,アルミ製T車2両を組み込んで8連化,長らく8連で運用されていましたが,アルミ製T車を他編成に供出して元の6連に戻っています。

直通特急「とげつ」嵐山行7001×6R

直通特急「とげつ」嵐山行 7001×6R

ヘッドマークに隠れて前面の車番が見えませんが,この編成が7001×6Rであることがわかるポイントは・・・
7003以降は列車無線のアンテナが前のパンタグラフのさらに前にあるのに対して,7000~7002の列車無線アンテナは1台目と2台目のクーラーの間にあり,この写真のアングルではアンテナが見えません。
そして7000と7002は8連ですし,両編成ともクーラーがステンレスカバーのタイプに更新,客室ドアも窓が拡大されているものに交換されています。
これらから,写真の編成は7001×6Rであることが確定できます。

これまでの嵐山直通臨時列車は,普段2+6の8連で運用されている編成を分割した6連を使用していたので,6連の梅田方先頭車前部には転落防止幌取り付けステーがありました。
7001×6Rは,8連だったときに2連を増結して10連で運転されたとき以外は常時単独で運用されている編成ですので,ステーがないすっきりした顔となっています。

以上,蘊蓄たらたらでした・・・(^^;)

【神鉄】ジョイフル有馬(2015年)

いつのまにか今年ももう11月。紅葉の季節!。今年も始まりました神戸電鉄のジョイフル有馬キャンペーン。PRするヘッドマークもお馴染みのものとなりました。

ジョイフル有馬ヘッドマーク掲出6002F

ジョイフル有馬ヘッドマーク(6001×4)

ジョイフル有馬のシーズン,6000系には他のヘッドマークが着けられていることが多く,6000系とジョイフル有馬ヘッドマークの組み合わせは意外に少ないように思います。

撮影したのは今日11月07日,うまい具合に1107編成も来ました。

ジョイフル有馬ヘッドマーク掲出1108F

ジョイフル有馬ヘッドマーク(1107×3)

今日の日にちなんでこちらをメインにしようかとも思ったのですが,ジョイフル有馬のヘッドマークはブラックフェイスの6000系の方が映えるんですよね。

【神鉄】トレインフェスティバル2015(鈴蘭台編)

神鉄トレインフェスティバルでは過去にも車庫構内入換用車両となっている元デ101形101号車の撮影会が行われたことがありました。
今回,久しぶりに展示・撮影会があることが案内されていましたが・・・
当日朝,会場でイベントスケジュールを見ると,展示・撮影の前後と途中に計4回の「入換」が予定されています。なんと走行シーンも見られるようです。展示場所も従来とは異なり,今回は留置線(1番線)。

洗車体験に使用された Happy Train ☆ とのツーショットを・・・

元101号入換用車両の展示

元101号入換用車両の展示

途中の入換地点まで往復の入換運転を,ちょっと離れたところから狙ってみます。

元101号入換用車両の入換運転

元101号入換用車両の入換運転

ここでも趣のある警笛の音は十分聞こえてきました。

そして,最後の検車庫への入換運転。

元101号入換用車両の検車庫へこの日最後の入換運転

元101号入換用車両の検車庫へこの日最後の入換運転

懐かしい吊り掛け音を響かせながら,帰って行きました。

残念ながら老朽化のため今年度末で引退するとのこと。
まだ,しばらくは車庫構内で走ることと思いますが,おそらく工場業務のある日の中でも限られた時だけと思いますので,その姿を見ることは残念ながら難しそうです・・・

もちろんトレインフェスティバルとしては,他にも色々なメニューがあったのですが,今回はトレフェス特別列車で行く見津車庫での撮影会と101号車の撮影にほとんどの時間を費やしてしまいました。

【神鉄】トレインフェスティバル2015(見津編)

2015年の神鉄トレインフェスティバルも例年通り10月初めの日曜日に開催されました。

まずは,恒例となったトレフェス特別列車で行く見津車庫での車両撮影会から・・・

神鉄トレインフェスティバル2015見津車庫撮影会

神鉄トレインフェスティバル2015見津車庫撮影会

今年も下り方先頭車の車番末尾が3で揃えられましたが,昨年とは若干異なるメンバー。
トレフェス特別列車はミュージアムトレイン6004Fでした。

神鉄トレインフェスティバル2015トレフェス特別列車

神鉄トレインフェスティバル2015トレフェス特別列車

撮影会ならではの場所,線路上から本線を走る車両を・・・

神鉄トレインフェスティバル2015見津車庫撮影会にて本線走行車両

神鉄トレインフェスティバル2015見津車庫撮影会にて本線走行車両

撮ってみました。

この後は鈴蘭台車庫へ戻って,今回の目玉イベントを・・・(つづく)