2015年の神鉄トレインフェスティバルも例年通り10月初めの日曜日に開催されました。
まずは,恒例となったトレフェス特別列車で行く見津車庫での車両撮影会から・・・
今年も下り方先頭車の車番末尾が3で揃えられましたが,昨年とは若干異なるメンバー。
トレフェス特別列車はミュージアムトレイン6004Fでした。
撮影会ならではの場所,線路上から本線を走る車両を・・・
撮ってみました。
この後は鈴蘭台車庫へ戻って,今回の目玉イベントを・・・(つづく)
2015年の神鉄トレインフェスティバルも例年通り10月初めの日曜日に開催されました。
まずは,恒例となったトレフェス特別列車で行く見津車庫での車両撮影会から・・・
今年も下り方先頭車の車番末尾が3で揃えられましたが,昨年とは若干異なるメンバー。
トレフェス特別列車はミュージアムトレイン6004Fでした。
撮影会ならではの場所,線路上から本線を走る車両を・・・
撮ってみました。
この後は鈴蘭台車庫へ戻って,今回の目玉イベントを・・・(つづく)
気がつけば9月も今日で終わり。
同時に南海の7000系も今日で営業運転終了でした。
私が南海に乗ることは今も昔もほとんどないのですが,かつて数年間ほぼ毎日,「国鉄」天王寺で大阪環状線~阪和線を乗り換えていたことがありました。当時,天王寺駅の片隅には今はなき南海天王寺支線の乗り場があって,単行の南海電車の車両がぽつんと停車しているのをよく見たのが記憶に残っています。
その頃はあまりにも日常の姿だったので写真を撮ってなかったのが今となっては悔やまれます。
当時の南海の塗色は緑色のツートンカラー・・・それからしばらくして天王寺支線は廃止され,その後,車両の塗色も変わりました。
10年前,創業120周年記念で7000系6両編成1本が旧塗色になったということで初めて南海を撮影に行ったときのものが・・・
それから早くも10年。創業130周年で10000系とセットで7000系が再びリバイバルカラーとなりました。しかし,同時に7000系引退を記念するものでもあるとのこと。最後の花道として,両編成を連結して特急サザンとして走りました。
かつて毎日のように見ていた車両とは形式は違いますが,片開き4扉2段窓の緑色の車両を見納めに・・・
10000系も側面の窓が揃っているのはこの1編成だけになってしまったようですね。
大阪~札幌で走っていた本来のトワイライトエクスプレスが運行終了したのは半年ほど前の2015年3月。
トワイライト用客車3編成から,展望スイート1両を含むA個室車4両のほかサロンカーと食堂車,乗務員用としてBコンパートメント車,電源車を集めて カニ24+オハネフ25+スシ24+オハ25+スロネ25×3+スロネフ25の8両1編成を組成し,特別なトワイライトエクスプレスとして運転されているのは今更言うまでもないと思いますが・・・
まずはJR神戸線を走るEF65PF牽引の特別なトワイライトエクスプレス。
PF牽引のトワイライトはこれまでも団臨で運転されたことが何度もありますが,今回からは特別な編成・・・
この写真,見た感じ線路敷地内から撮ったようにみえなくもありませんが,フェンスで仕切られた線路敷地外で誰でも普通に歩けるところです。(念のため・・・)
続いてDD51重連が牽引する特別なトワイライトエクスプレス山陰コース。
DD51重連牽引のトワイライトと言えば,北海道内で青いDD51によるものは普通の姿でしたが,国鉄色DD51重連となれば,これまでにも運転されたことはありますが私にとっては未撮。とりあえず距離的にもっとも手近な場所で・・・
といっても超メジャーな場所だけにある意味たいへんでした。
せっかく山陰線の日本海沿いを走るので,その様子を撮りに行きたいところですが,いろいろな意味でたいへんそう・・・とちょっと二の足を・・・
昨夏に続いて阪急5100系が2015年8月22日深夜(23日未明)に阪神尼崎まで自力回送されたそうです。
今回は5146×8R。
前回の5136×8Rと同様に,この編成の履歴をわかる範囲で纏めてみます。
(参考:阪急鉄道同好会報・阪急電鉄鉄道ファンクラブ会報)
変遷と言っても,5146×8Rは新造時から現在まで1度も編成替えがなかった唯一の編成のようです。
1985年頃の編成は(新造時から?)
Mc-T-T-Mc’+Mc-T-T-Mc’
+5146-5690-5677-5147+5148-5692-5679-5149+
中間に入っているMc’5147とMc5148の連結部も自動連結器でした。
1986年に5100系では最初に表示幕化改造が施工されました。
Mc-T-T-Mc’=Mc-T-T-Mc’
+5146-5690-5677-5147=5148-5692-5679-5149+
( = は 電気連結器付密着連結器 + は自動連結器 – は半永久連結器)
Mc’5147とMc5148の前面は改造されずにに原形のままで残っていますが,自動連結器から密着連結器に変更されています。
2004年3月にはリニューアルが施工され,外観上はクーラーのキセを変更,側面ドアの窓が拡大されています。
以降,編成・外観ともに大きな変更がなく現在に至りました。
おそらくMc’5147とMc5148は本線で先頭に立って走ったことがないのでは?
屋根上前照灯が2灯で四ツ目が特徴の485系1500番代は国鉄時代に北海道用として耐寒耐雪強化された車両。「いしかり」として函館本線を走りましたが,さらに北海道に特化された781系にバトンタッチして本州に戻りました。
本州でも雪の多い地域で走り,最後まで四ツ目オリジナルの姿で残ったのはJR東日本新潟車両センターT18編成のクハ481-1508,おもに特急「いなほ」・特急「北越」・快速「くびき野」で運用,塗色も最終的に国鉄特急色に蘇りました。
ところで,JR西日本の489系ボンネット編成により運転されていた夜行急行「能登」が臨時化されてからは,JR東日本の国鉄特急色で客室灯減光対応のK1・K2・T18編成が臨時急行「能登」に充当されました。能登に運用する車両は北越8号・3号で新潟車両センターと金沢との間の送り込み・返却が行われたため,臨時「能登」前後の北越8号・3号が国鉄特急色編成確定となります。それを利用して撮影したのが・・・
485系1500番代T18編成の北越3号です。
臨時「能登」運転終了後も「いなほ」・「北越」・「くびき野」などで運転されてきましたが,2015年5月30日の「ありがとう485系国鉄色号!」がラストランとなってしまったようです。
5月22日にJR各社から夏の臨時列車運転計画が発表されました。
北近畿エリアでは,こうのとり7号・22号(新大阪~福知山)がお盆と9月の5連休に天橋立まで381系6両で延長運転されるようです。
いよいよ福知山電車区287系と同じ色の289系が姿を現したようで,営業運用開始時期とそれによる381系の去就が気になりますが,少なくとも9月23日までは381系も残っているようです。秋以降のカニシーズンに残っているかどうか・・・というところでしょうか?
さて,381系はご存知の通り振り子機能付き電車ですが,その機能を最大限発揮する(振り子角度5°)には架線など地上設備も対応する必要があるそうです。しかし,北近畿エリアでは地上側は対応しておらず,以前は振子機能を停止して走っていました。しかしそれでは乗り心地が悪いということで,2014年6月ころから,既存の地上設備がそのままで許容される3°まで傾斜するように対応して車番も+1000の1000番代となりました。
そこで,今日は福知山線での振り子停止時と3°での動作時の車体の傾きの違いを比べてみます。
まずはこちら。少々きつめのカーブであることと,運転停車する駅手前のため,かなりゆっくりと走りますが,傾斜の違いがよくわかります。
そしてこちらは高速で通過するカーブ。それほどきつくないカーブであるからなのか,高速で走るところでカントが大きくて元々傾いているからなのか,それほど大きな違いは・・・そういう目でよーく見るとちょっと傾きが違うかな?
傾斜の違いがわかりやすいアウトカーブから撮影して比較できるのが残っているのはこの2か所くらいでした・・・。やっぱり,しっかり傾斜して走っているのがカッコいいですよね~
神戸電鉄の1352Fと1310Fとの間で編成の組替があったことは既にお知らせしましたが,この組替で外れて鈴蘭台車庫の塗装庫にいた1372-1371がゴールデンウィークには車庫内南東端の留置線,すでに編成離脱した1125号車と並ぶ位置に移動していました。
今日(2015/05/23)も同じ状況でしたが,同形式の1376×4が傍にいて,1370形が一堂に会しているのが見られました。
1376×4はこれまでどおり現役ですが,1372-1371はパンタグラフが外されているなど,もう自力では走れない状態。
1370形は元々中間車1320形。そのすべてが,廃車となった2扉車先頭部を接合されて先頭車となり,神鉄最長の5両編成の先頭に前パンの堂々たる姿で走っていたこともありました。
その後,5両編成の消滅に伴い,増結用2連を組み合わせて最終的にワンマン対応4両固定編成となり,この過程で中間に封じ込められた先頭車が多数発生。1372号車も中間車1322号車として生まれ,先頭車になったかと思うと再び中間にと,翻弄された人生でした。
1枚目の写真の左にいる1376×4も同じ仲間,右隣にいる1125号車も先頭車として生まれましたが,最後は中間に収まった車両。世の中の動きに応じて姿を変えてきた車両たち。
1376×4はまだまだ現役を続けてくれると思いますが,役目を終えた車両たち,お疲れ様でした。
北陸新幹線開業によりJR西日本に移籍した元・北越急行はくたかスノーラビット編成のうち,683系8000番代車はJR西日本に移籍後も北越急行色のまま走っていたようですが,金沢総合車両所松任本所に入場してしまったそうですね。ついに683系・681系北越急行色が消滅してしまうようです。
画像は「はくたか」としてJR北陸本線時代に走っていた頃のものです。
新ダイヤになってから,スノーラビット色のままサンダーバードやしらさぎとして関西にも来たことがあるようで,ぜひこちらでも撮りたいと思っていましたが,叶わぬ望みとなってしまったようです。
予想されていた方も多かったと思いますが,北陸新幹線開業により余剰となっていた683系2000番代しらさぎ編成が,関西の381系を置き換えることがJR西日本から公式発表されました。
元しらさぎ基本5両×12編成+付属3両×9編成の683系を直流専用の289系としたうえで組み替えて
→6両×5編成+3両×3編成→「くろしお」
→4両×7編成+3両×6編成→「こうのとり」「きのさき」「はしだて」
となるようで,
「くろしお」は381系基本6両×5編成+片側のみ先頭車の増結編成3両×3編成と同数を置き換え,
「こうのとり」「きのさき」「はしだて」は,381系基本4両×7編成+増結中間車2両×6ユニットを置き換えるようです。
いずれの線区も新たな289系と同じ編成形態の287系がすでに投入されています。
287系と289系(683系2000番代)の関係は世代的に225系と223系の関係に近く,225系と223系が併結可能なことから287系と289系も併結可能として共通運用するのかな~と勝手に想像。
そうでなくても,これまで増結編成or増結ユニットは単独では走れなかったところが,今度から基本編成と付属編成が単独で走れるようになるし,289系は付属編成×2の6両も組成できるはずなので柔軟に運用できることになりそうですね。
前置きが長くなりましたが・・・
そうすると気になるのが,今年1~3月の かにカニシーズン に実現していた287系くろしお色+こうのとり色の併結。日根野支所の くろしお色 287系付属編成が助っ人として福知山電車区に貸し出されて こうのとり色 と併結して走ったのですが・・・
上記の事情により,果たして来シーズンにも混色併結はあるのでしょうか・・・?