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鉄道車両について

【神鉄】1000系列編成替え(1352F・1310F)

神戸近郊の桜も終盤を迎えつつありますが,二郎駅の傍の桜の木は最後の踏ん張りを見せてくれました。
今日の神鉄三田線沿線は午後遅めになってようやく晴れ間が見られるようになり,そんな中を新たな編成の列車が走っていきます。

最後の頑張りを見せる桜の傍を行く1000系列

最後の頑張りを見せる桜の傍を行く1000系列

その編成は・・・

全車3扉となった1361ほか4連

全車3扉となった1361×4

←新開地
1352-1351-1362-1361(全車3扉)

3月ごろまでは
1352-1351-1372-1371(全車3扉)
1310-1309-1362-1361(2扉+3扉)
でした。
これで1350形はすべて同形だけで組成された4連に統一されたことになります。

さて,相方を奪われた車両の行方は・・・
鈴蘭台車庫の塗装庫から1371号車が顔を見せていましたので,1372-1371が塗装庫の中にいると思われます。
2扉車1310-1309の行方は確認できず・・・
さて,これらの車両たちはどうなるのでしょうか?

なお,1116Fから外された1125号車は「休車」と書かれた紙が剥がされて前と同じく鈴蘭台車庫の隅に留置されていました。

いろいろな編成パターンがあった4両編成も,先頃までに全車2扉の1100形だけによる4連2種が無くなり,今回,1300形+1350形と1350形+1370形の2種が一気に無くなってしまいました。

【能勢電鉄】5100系デビュー

深夜ながら阪神本線を自力走行して話題になった元阪急5100系5136Fは,尼崎の阪神車両メンテナンスで能勢電向け改造が行われ,5136×4Rと5138×4Rの4連2本となって再び阪神本線を走り,最終的に能勢電鉄にやってきました。
能勢電鉄では試運転が行われた後,2015年3月15日(日)に事前募集の試乗会が行われ,翌3月16日(月)から営業運転を開始しています。

2編成のうち5136×4Rには 5100Series DEBUT ヘッドマークを掲出。

5100Series DEBUT ヘッドマーク付5136×4R(5137側)

5100Series DEBUT ヘッドマーク付5136×4R(5137側)

5100Series DEBUT 5137号車 ヘッドマーク

5100Series DEBUT 5137号車 ヘッドマーク

6002×8Rの「のせでん の新しい仲間」ヘッドマークの時と同様,両先頭車でそれぞれの車両の画像が描かれたものとなっています。

5100Series DEBUT 5136号車 ヘッドマーク

5100Series DEBUT 5136号車 ヘッドマーク

5100Series DEBUT ヘッドマーク付5136×4R(5136側)

5100Series DEBUT ヘッドマーク付5136×4R(5136側)

種別・行先表示がLED化されていますが,各ドットとも常時点灯しているのか,シャッター速度が速くても文字が切れずに綺麗に写っているのがありがたいです。

スカートが取り付けられて移籍直前の阪急時代よりも引き締まった感じで,白鉢巻塗装もないのは阪急で6000系登場初期の頃の雰囲気。やはりこちらの方が阪急らしいなぁ・・・

【夜行列車】倶利伽羅越えのトワイライトExpress

トワイライトエクスプレスが今後もしばらくの間,団体臨時列車として残ると公式に発表されました。大阪~札幌でのトワイライトの廃止は車両の老朽化というのが公式の理由だったはずなのですが・・・
確かに老朽化も間違いないと思いますが,やはり北陸新幹線開業による並行在来線の第3セクターへの移行により,これらの線区に乗り入れて走らせるための様々な調整が面倒だから・・・さらに1年後には北海道新幹線開業だし・・・というのが,このタイミングで廃止の最大の理由だと思うのですが・・・

団臨で残っても,ここを走ることはもうないんでしょうね。

倶利伽羅の里を行くトワイライトエクスプレス

倶利伽羅の里を行くTwilight Express

【JR北海道】711系引退

北海道の711系も2015年3月13日限りで引退しました。
711系という近郊型の区分ながら北海道に特化されたため,デッキがあり,車端部以外はボックス型クロスシートという急行型に近い旅客設備で,実際,急行「かむい」にも使用されていました。
後に,一部編成のクハが3扉化されたり,冷房化されたりと改造された車両もありました。
長い間にわたって函館本線,千歳線,室蘭本線を走ってきましたが・・・

室蘭本線で運用されていた時の2代目塗色の711系

室蘭本線で運用されていた時の2代目塗色の711系(2012年9月)

2012年10月に千歳線・室蘭本線からは撤退し,電化されて間もない札沼線でも走るようになりました。

この写真を撮影した場所を含む室蘭本線の苫小牧~室蘭ではこの711系が撤退してローカル列車は気動車に統一されて以降,電化設備を使用する列車は785系・789系電車の特急「すずらん」のわずか5往復のみ。そのためだけに電化設備をずっと維持していくのでしょうか?変電所など地上設備の老朽化で大規模更新などが必要になる時期に大きな変化があるのでは?と思うのは私だけでしょうか。

【JR北陸地方】北越(485系T編成上沼垂色)

2015年3月13日限りで消滅した特急「北越」。

当初は大阪~新潟の特急に名付けられましたが,この区間の列車は雷鳥に譲り,最終的には金沢~新潟の特急となりました。
その中には,元々は大阪~新潟の北越が雷鳥となり,それが金沢で系統分割され,その内の金沢~新潟側の列車が北越となったものもあるようで・・・

2015年3月14日ダイヤでは,新潟とえちごトキめき鉄道となった糸魚川との間を直通する臨時快速が485系で運転されているようで,リニューアル車3000番代で組成されるR編成が充当されるみたいですね。

JR東日本485系T14編成 北越

JR東日本485系T14編成 北越(2010年5月)

国鉄特急色T18編成以外のT編成(上沼垂色)はすでに全廃となっているそうで・・・

この場所も常に撮影する人たちで賑わっていましたが,今はどうなのでしょうか・・・?

【JR北陸地方】475系急行型

2015年3月13日までJRとしての運行されてきたローカル列車で運用されてきた急行型475系は,北陸新幹線開業による一部線区の第3セクターへの移管とともに,車両自身も引退してしまいました。
トワイライトエクスプレスの運転終了,北斗星の定期列車としての運転終了など,全国区的な話題に埋もれてひっそりと引退してしまった感があります。

倶利伽羅峠を超えてゆく475系

倶利伽羅峠を超えてゆく475系

個人的には,かつて急行立山で大阪から直通運転していた富山地鉄立山まで乗ったのが初乗車,その後は,ほとんど18切符シーズンばかりでしたが,ローカル列車で随分乗車しました。
金曜日夜にムーンライトながらに乗り,土曜日に関東で撮り鉄し,その夜のムーンライト信州に乗って日曜日に大糸線のキハ52に乗車・撮影,糸魚川から北陸周りで帰ってきた時,あるいは,土曜日夜にムーンライトえちごに乗って日曜日は新潟から北陸を乗り鉄,途中で撮り鉄しながら帰って行く時,かつての急行での走りっぷりを彷彿させる韋駄天ぶりを味わうことができました。

すでにムーンライトえちごは運転されていませんし,ムーンライト信州で糸魚川まで出ても18切符だけでは乗ってこれないんですね,というセコイ話もありますが,475系のかつての急行を思い起こさせる列車に乗れなくなったのは残念です。

【JR北陸地方】681系2000番代スノーラビット

昨日(2015年3月13日)限りで運行を終えた北越急行・JR在来線としての「はくたか」。
当初はJR西日本とJR東日本の485系,そして臨時では489系ボンネット車でも運行されましたが,最終的にはJR西日本と北越急行の681系と683系に集約されました。

北越急行色681系スノーラビット

北越急行681系スノーラビット(2003年5月)

同じ681系でも帯の色が違うと雰囲気が随分違うなぁ~と思っていましたが,北陸新幹線の開業により,北越急行・JR在来線から「はくたか」が姿を消すことになり,北越急行の681系・683系もJR西日本に譲渡されてJR西日本の681系・683系と同じカラーに変更されるようです。エンジ色ラインの681系・683系は好きだったのですが・・・。
また,今日(3/14)には,JR西日本の編成と同様に方転するために北越カラーの681系も大阪界隈に来てたらしいですね。
これに限らず,結構な数の681系・683系が方転のため,やはり金沢から多数の車両が長駆大阪界隈まで回送されてきてたようで・・・

北越急行ほくほく線では在来線として最速の160km/h運転,しかも単線をかっ飛ばす「はくたか」に一度は乗ってみたかったですが・・

【夜行列車】トワイライトExpress最後の冬

ついにトワイライトエクスプレスのラストランの日です。
まもなく日付が変わるこの時刻,定刻ならまもなくラストランの上下列車が離合する頃ですね。

最後の最後にトワイライトを撮影したのは雪の湯尾カーブ,ED79牽引のトワイライトは昨夏に北海道旅行をした時,そして,最後に北海道でのトワイライト撮影,最後のDD51重連牽引トワイライトを撮影したのは今年1月。

雪の原野を行くDD51重連牽引トワイライトエクスプレス

雪の原野を行くDD51重連牽引トワイライトエクスプレス

そして,

噴火湾沿いを行く団体臨時トワイライトエクスプレス

噴火湾沿いを行く団体臨時トワイライトエクスプレス

DD51トワイライト最後の最後の撮影が団臨で,ヘッドマークがなかったのはちょっと残念なような気もしますが,その姿を記録できたのは良かったかな。

Twilight Expressには7回乗りました。下り2回,上り5回。
最後に乗車した昨夏は,1か月前の10時打ちで撃沈。北海道旅行に出発した時点でもトワイライトの切符は取れていませんでした。

そもそも既に廃止が発表されたトワイライトに3人で乗ろうとするなんて無謀やなぁと思いつつも諦めきれず,旅に出てからも駅で窓口を見るたびにキャンセルが出てないか尋ねるものの・・・

しかし,奇跡は起きました,
旅先から乗車予定2日前,大沼公園駅の窓口でマルスを叩いてもらうと,なんと画面に残席3・・・見た瞬間にそれ取って~と叫んでいました。
まさか3人分を一気にゲットできると思っていませんでした。
3人分の席は2か所に分かれていましたが,これも最終的には車掌さんのご尽力で家族が1部屋に集まることができ,感謝感謝でした。大沼公園駅の駅員さん,トワイライトの車掌さん,ありがとうございました。

北国では白銀の世界なる頃,朝,起きたら雪国だった・・・という気分をもう一度味わいたくて,その後も秘かにみどりの窓口通いをしましたが,やはりそう甘くはなく,再び乗ることはできませんでした。
でも,あの冷や冷やドキドキ・ヤッターの,最後の夏に奇跡的に家族で乗れたことは一生忘れないでしょう。

私にとって北海道へのTwilight Expressの運転終了は,遥か北国へ夜行列車に乗ってゆくということの終焉にも等しいことです。本当に残念です。

これまで北海道への旅を,より思い出深いものにしてくれたTwilight Express,そして,この列車の走らせてきてくれた皆様,ありがとうございました。

【JR北陸地方】683系2000番代しらさぎ

これまで683系2000番代で運転されてきた「しらさぎ」。
基本編成5両ですが,多くの列車で+3両の8両,多客時はさらに+3両の堂々たる11両編成でした。

683系しらさぎ11連(5+3+3)

堂々11両編成(5+3+3)の683系しらさぎ

2015年3月14日ダイヤから681系0番代を中心とした基本編成6両,多客時+3両の9両に変更されるようで,すでに黄色ラインプラスのしらさぎカラーに変更された681系がサンダーバードなどで走っているようです。(683系0番代のしらさぎカラーって出現するのでしょうか?)

これまで関東から北陸へは,上越新幹線~越後湯沢乗り換え~北越急行はくたかのルートと東海道新幹線~名古屋または米原乗り換え~しらさぎの2ルートがあって,東京~金沢で見てみると所要時間的にはほぼ互角だったのですが,北陸新幹線ができると圧倒的にこちらが早いし乗り換えもなくなります。しらさぎの利用者がかなり減りそうで,9両で運転されることも少なくなるのでしょうか。

ところで,北陸新幹線開業日の2015年3月14日から北陸本線金沢以東が第3セクターに移管されるわけですが,移管される時刻で何時なんでしょう??
例えば,大阪3月13日20:56発サンダーバード45号富山行は高岡24:00発,富山24:12着なのですが,この3月14日に変わった後は,厳密にはJRなのか「あいの風とやま鉄道」か・・・対利用者としては終着までJRとして取り扱われるような気がしますが・・・
さらに,富山到着後はJR線に車両を戻す必要があり,金沢まで既に日付変わって「あいの風とやま鉄道」と「IRいしかわ鉄道」を走ることになるのですが,果たして自力で走るのか,JR貨物により甲種輸送となるのか・・・運用オタク・ダイヤオタクとしては気になるところです・・・

【JR北陸地方】681系・683系サンダーバード方転

北陸新幹線開業により北陸地方のJRが激変するのも既に秒読み段階。
あまりにも失うもの,変化が多すぎて,どのように纏めようかと悩む今日この頃。

今回はサンダーバードの編成方向の変更について。
これまでサンダーバードは上り方(大阪方),しらさきは下り方(富山・金沢方)の先頭車がグリーン車でしたが,このたびのダイヤ改正からしらさぎの方向に統一されます。
そのため,サンダーバードに使用されている681系,683系0番代と4000番代の編成の方向が変更されることになります。
この方向転換は,通常,サンダー運用終了後に京キトへの入区を大阪~宮原操~北方貨物線~東海道線~向日町のルートで回送されているものを,改正前夜の入区時に大阪~宮原操折返し~大阪~東海道線~向日町のルートで回送することで実施されると思いますが,改正前夜に金沢方で夜を過ごす編成はどうするのでしょうね。改正前日の最後の金沢行・富山行で運転される前に大阪方で方転して改正前ながら逆方向の編成で運転されるのでしょうか。まさか方転のために金沢から大阪まで回送なんてことをしようとすると長躯回送列車が多数走ることになるし・・・などど細かいことが気になります。いずれにしても改正前日には大阪駅で,普段はあまりない683系・681系の回送が多数見られそうですね。

さて,681系の場合は方転しても9両以上は上り方は同じ顔ですが,683系の場合,この顔(↓)は片方だけなので,この方向でこの顔は見られなくなるんですね。

上り方クロ683先頭のサンダーバード

上り方クロ683系先頭サンダーバード