北海道新幹線開業による影響があまりない津軽線蟹田~三厩を走るのはこれまでどおり40系気動車なのですが・・・
今まで,八戸運輸区所属の盛岡色キハ40だったのが,秋田車両センターの五能線色のキハ40/キハ48に変わっているそうですね。
これらのシーンも過去のものとなってしまったとは・・・
北海道新幹線開業による影響があまりない津軽線蟹田~三厩を走るのはこれまでどおり40系気動車なのですが・・・
今まで,八戸運輸区所属の盛岡色キハ40だったのが,秋田車両センターの五能線色のキハ40/キハ48に変わっているそうですね。
これらのシーンも過去のものとなってしまったとは・・・
北海道新幹線が開業してからも津軽海峡線で見られる車両・・・
貨物列車の牽引機はEH800だけとなります。
特に,青函トンネルを含む海峡線では,在来線はEH800が牽引する列車のみとなります。
在来線旅客列車として,カシオペアが旅行会社企画のツアー専用列車で走ることが公式発表されましたが,これもEH800牽引となるようです。EH800が牽く旅客列車カシオペア・・・いいかも・・・
そして,新幹線H5系/E5系と貨物列車のすれ違いシーンも撮ってみたいものですが・・・
再び本州側の津軽線に戻ります。
ここからは,北海道新幹線開業により運行形態が変わってからも,津軽海峡線で見られる車両を取り上げたいと思います。
津軽線・・・青森~蟹田では,これまで・・・
JR北海道:789系/785系スーパー白鳥,
JR東日本:485系白鳥,701系,キハ40
JR貨物:ED79,EH500(3種),EH800(最近のみ)
ED79牽引夜行列車(トワイライトエクスプレス,北斗星,カシオペア,はまなす)
と多彩な車両が走っていましたが,北海道新幹線開業後は・・・
JR東日本:701系,キハ40
JR貨物:EH800(最近のみ)
だけとなってしまい,ずいぶん寂しくなります。
まずは701系・・・
JR東日本交流電化区間のローカル列車はほとんどこの形式の車両での運転になってしまっています。
残念ながらロングシート3扉車。
津軽線でも,非電化区間が残る蟹田~三厩で運用されるキハ40の送り込み・返却を兼ねた1往復を除いて青森~蟹田の普通列車は全てこの701系で運転されています。
冬の北海道を走るJR貨物EH500金太郎。
冬の津軽海峡沿いをゆくJR北海道789系スーパー白鳥。
最後の冬,ようやくこの光景を自分自身でカメラに収めることができました。
2016年3月21日まで青函トンネルを駆け抜けてきた列車たち・・・
JR東日本485系「白鳥」
JR北海道789系「スーパー白鳥」
JR貨物EH500形牽引貨物列車
もうここ青函トンネル出入り口でその姿を見ることはできません・・・
再び2013年2月の津軽今別駅。
厳冬・積雪期にもかかわらず北海道新幹線の工事が始まっているのが伺えます。
雪煙を巻き上げながら通過するのは785系300番代2両を先頭に増結した特急「スーパー白鳥」。
L特急「スーパーホワイトアロー」で運用されていた785系にuシート車を組み込む編成替えが行われた際に余剰となった2連を,789系スーパー白鳥に増結するために改造・塗色変更されて785系300番代となったもので,1ユニットだけのレアな車両。
北海道新幹線開業により廃止されたスーパー白鳥の789系は札幌圏に転属し,スーパーカムイおよびすずらんに運用されている785系を置き換えるようで,785系はスーパー白鳥増結用300番代も含めて引退するようです。
東北新幹線が八戸まで延伸開業した2002年12月から八戸~青森~函館で運行されているJR北海道789系の特急「スーパー白鳥」。
東北新幹線がさらに新青森まで延伸してからは運転区間が新青森~青森~函館となりました。
ここは陸奥湾沿い,向こうの方に見えるのは平舘海峡。
こちらを撮影したのは海岸にあった雪の小山の上から。夏にはそんな山はなかったような気がします。他所で除雪した雪を運んできて積み上げたような感じで,冬ならではのアングルでした。
新幹線と北海道とを結ぶ役目を担ってきましたが、新幹線の延伸によりその任務を終えることになり、JR北海道の車両をここで見ることもできなくなりました。
青函トンネルを抜け,津軽海峡を臨む江差線を走って函館に到着した急行「はまなす」はDD51にバトンタッチ。しばしの休息の後,札幌へ向かいます。
ここは先日ご紹介した函館駅での青函連絡船へ航送貨車を出し入れしていた写真とほぼ同じ場所。
27年の時の流れを感じます。
そして,今朝,最後の旅路の終着駅に着いたようです。
28年間、お疲れ様でした・・・
ついに急行「はまなす」の最終列車が青森駅を発ちました。
ED79重連の牽引だったようですね。
2012年2月に「日本海」乗り納め&撮影で津軽地方へ来たとき、雪の夜に青森駅で出発を待つ はまなす もED79重連でした。
一般の乗客を乗せて青函トンネルをくぐる在来線最後の列車,本州から,さようなら・・・
海峡線津軽今別駅は津軽線津軽二股駅の目の前に設けられました。
国鉄時代なら同一駅として扱われたのだろうと思いますが,海峡線はJR北海道,津軽線はJR東日本にそれぞれ属しているので,別々の駅となっているのでしょう。
北海道新幹線奥津軽いまべつ駅本格着工前に津軽二股から津軽今別を・・・・
そして,完成間近の同じ位置から・・・
もし両線が同じ会社に属していれば,北海道新幹線開業時に並行在来線として津軽線はJRから経営放棄されていたのだろうと思いますが,別会社であったために命拾いをしたと考えると複雑な心境です。