山陽電鉄の新型車両6000系がデビュー。
2016年4月27日に営業初列車で姫路出発時に出発式が行われたそうで,ヘッドマークが掲出されています。
シンプルなデザインのヘッドマークです。
今日は晴れたり曇ったりの天気でしたが,やはり雲とともにやってきて,雲とともに去っていきました。(;_;)
6000系の運行予定が公式サイトで発表されていますが,当面は朝ラッシュ時を外し,1日2往復程度と随分慎重なスタートです。
JR北海道が保有する蒸気機関車C11 207号機。
復活後は観光シーズンにSL函館・大沼号などで走っていました。
既に東武鉄道がこのカマの貸与を受けて東武鬼怒川線でSL列車の復活を計画し,JR北海道,秩父鉄道,大井川鐵道で要員養成も始まっていることが発表されています。
そして,2016年4月21日,車両と施設の計画概要が,東武鉄道から次のように発表されました。
ということで,多数の鉄道事業者から協力を受けています。
年間最大140日程度とSL列車が運行される機会が大幅に増えるのはいいのですが・・・
ここまで大掛かりになると,現役時代から北海道で走り続けてきた蟹目のC11 207号機は貸与とは言え,もう北海道へ戻ることはなさそうな気がします。
個人の我がままを言うと,馴染みのある北海道で走り続けてほしかったなぁ~
転車台にしても,すでに復活は有り得なかったのでしょうけどJR西日本から2箇所の転車台もなくなってしまうのですね。
ここは前向きに考えて,末永く有効活用されることを願うことにしましょう・・・
2月に搬入されていた神戸電鉄の新型車両6500系の乗務員習熟列車が運転されているとの報を聞き,4月10日と17日に出かけてきました。
やはり習熟運転ならではの種別表示「教習」を綺麗に写さなければ・・・と,6000系LED表示では綺麗に撮れていたシャッター速度1/250で撮ったのですが・・・
縞が出てしまっている・・・・ということで,リベンジした今日はシャッター速度1/125にチャレンジ・・・
よーく見ると僅かに縞ができているのですが,まぁまぁ目立たない範囲。車体のブレも心配だったのですが,アウトカーブから前面がほぼ正面なら,ピクセル等倍で見るとちょっとブレてるかな~と思うくらいで,1/125でも思ったよりは止まって見えるようです。
しかし,LED表示器,撮影するにはますます難儀なものになりました。
阪急電鉄5300系は2016年2月中旬から片方のパンタグラフを下げて運用されていましたが,4月上旬から順次,両パンタを上げ始めたようです。
4月9日に見た編成は全て両パンタ使用に戻っていました。
何かの試験だったのでしょうか・・・?
再び本州側の津軽線に戻ります。
ここからは,北海道新幹線開業により運行形態が変わってからも,津軽海峡線で見られる車両を取り上げたいと思います。
津軽線・・・青森~蟹田では,これまで・・・
JR北海道:789系/785系スーパー白鳥,
JR東日本:485系白鳥,701系,キハ40
JR貨物:ED79,EH500(3種),EH800(最近のみ)
ED79牽引夜行列車(トワイライトエクスプレス,北斗星,カシオペア,はまなす)
と多彩な車両が走っていましたが,北海道新幹線開業後は・・・
JR東日本:701系,キハ40
JR貨物:EH800(最近のみ)
だけとなってしまい,ずいぶん寂しくなります。
まずは701系・・・
JR東日本交流電化区間のローカル列車はほとんどこの形式の車両での運転になってしまっています。
残念ながらロングシート3扉車。
津軽線でも,非電化区間が残る蟹田~三厩で運用されるキハ40の送り込み・返却を兼ねた1往復を除いて青森~蟹田の普通列車は全てこの701系で運転されています。
さかのぼって2006年7月に撮影したJR北海道781系「ドラえもん海底列車」・・・
1988年3月に津軽海峡線が開業した時から,青函トンネルには非常時の避難場所として設置された定点を活用して,青森側に竜飛海底駅,北海道側に吉岡海底駅が見学用として開設されていました。
そのうちの吉岡海底駅が,1998年3月からアニメ「ドラえもん」とタイアップした展示スペース「ドラえもん海底ワールド」としても利用され,そのアクセスを担う快速「海峡」用のED79と客車の一部をドラえもんでラッピングし,「ドラえもん海底列車」として運転されていたようです。
快速「海峡」が2002年11月末で運転を終了すると,2003年7月からは781系6両1編成をドラえもんファミリーでラッピングするとともに客室を改装し,「ドラえもん海底ワールド」へのアクセス専用列車「ドラえもん海底列車」として運転されていました。
北海道新幹線の工事が始まると,定期列車の吉岡海底駅停車が2006年3月になくなり,同年8月で「ドラえもん海底ワールド」が終了するとともにアクセス専用列車「ドラえもん海底列車」も運行終了しています。
函館山をバックに津軽海峡沿いを走るJR北海道の789系スーパー白鳥・・・基本は6両編成ですが,2両増結して8両編成で運転されることも少なくありませんでした。
増結2両には785系改造車もあり,この車両が先頭に立つ姿を見ることもよく見られました。
スーパー白鳥用789系6両編成は3両が基本ユニットで,青森方から
<HE-200番代編成3両+HE-100番代編成3両>
という組成。(”<”と”>”は運転台方向を示します。)
青森方3両(HE-201~206編成:<クハ789-モハ788-モハ789+)と
函館方3両(HE-101~106編成:+サハ789-モハ788-クロハ789>)の組み合わせは固定ではないようでした。
8両編成にする場合,多くは青森方に2両(HE-301~302編成:<クハ789-モハ788+またはNE-303編成:<クハ784-モハ785+)を連結して
<HE/NE-300番代2両+<HE-200番代3両+HE-100番代3両>
となっていましたが,増結2連は余裕がなかったようで,8両編成を組成する際に函館方HE-100番代からサハ789を抜き,青森方にHE-200番代3両を2ユニット連結して,
<HE-200番代3両+<HE-200番代3両+HE-100番代2両>
となる場合もありました。
なお,この編成の函館方5両の組成(写真の前5両)・・・
<HE-200番代3両+HE-100番代2両>
は,789系スーパー白鳥登場当初に5両編成で運転されていたときと同じ組成です。