2018年を振り返る(アップしそびれていた・・・)第5弾は・・・
2018年の夏も神戸電鉄で七夕列車が6月23日から7月8日まで走りました。
今年の七夕列車も子供たちに人気の HAPPY TRAIN☆ 5002Fでした。
2018年を振り返る第4弾は,前回と同じく神戸高速線開通50周年記念ヘッドマークの神戸電鉄。
車両を持たない珍しい鉄道会社で有名だった神戸高速鉄道が,阪急三宮,阪神元町,山陽西代,神戸電鉄湊川を結んで今年2018年4月7日に50周年を迎えるのを記念して,いろいろなイベント・キャンペーンが行われましたが,その一環として4社の車両各2編成にヘッドマークが同日から6月30日まで掲出されました。
4社共通で2種類のデザインのヘッドマークが作成され,橙色系のヘッドマークには神戸高速線開通当時の各社の主力車両,青・緑系のヘッドマークには現在の最新世代の各社の車両を並べて描かれています。
各社とも2種類のヘッドマークが2編成の何れかのエンドに,また,編成間で逆エンドに掲出されています。
神戸電鉄では・・・
1000系1370形(1376-1375-1374-1373)
6500系(6506-6603-6505)
に掲出されました。
神戸高速線開通50周年記念ヘッドマークの掲出期間は約3ヶ月ありましたが,4社×各2編成×両先頭車をすべて撮影しようとすると結構厳しかったですね。
神戸電鉄でクリスマスシーズンに走るクリスマス列車,2018年も12月1日から25日まで「HAPPY TRAIN☆」ラッピング編成5002Fがその役を担いました。
クリスマスヘッドマークを掲出し,粟生線沿線の保育所・幼稚園の子供たちの願い事やメッセージでいっぱい,窓にもクリスマス装飾され,車掌台に乗務している「しんちゃん」もサンタクロースになって,クリスマスムード満点。
この日は晴れたり曇ったり目まぐるしく変わる天気でしたが,HAPPY TRAIN☆が来るときにはきれいに晴れてくれてハッピーでした。
2018年12月2日に,神戸電鉄で谷上から三木上の丸までのイベント列車として「リアル謎解きゲーム ガタゴトクエスト~伝説の“みきのつるぎ”を手に入れろ~」が運行されました。
これは,県政150周年・神戸電鉄開業90周年を記念して,JR加古川線・神戸電鉄粟生線・北条鉄道利用促進協議会によって実施されたイベントで, 貸切列車にKiss FM KOBE サウンドクルー2名と一緒に乗って三木上の丸へ向かい,三木市内に仕掛けられた数々の謎を解きながらまち歩きを楽しむものです。
貸切列車には県政150周年×神戸電鉄開業90周年ヘッドマークを掲出した6002Fが使用されました。
(鈴蘭台<回送>谷上<貸切列車>鈴蘭台折り返し<貸切列車>三木上の丸<回送>三木<回送>鈴蘭台)
神戸電鉄では,1928年11月28日に湊川~有馬温泉において営業開始して2018年で90周年を迎えるのをさまざまな形でPRしており,その一環としてヘッドマークを掲出しています。
2018年には神戸電鉄の鉄道開業90周年に加えて三田市制も施行60周年を迎えることから,これらをPRするヘッドマークが三田市制施行記念日の7月1日から神戸電鉄6508Fに掲出されていました。
このヘッドマークは,11月1日から12月24日まではミュージアムトレイン6004Fに掲出されています。
車内では三田市による市制60周年記念事業として,三田市と神戸電鉄の歴史の振り返る「拓けゆく北摂と神戸電鉄」のパネルが展示されています。
2018年11月25日,このミュージアムトレイン6004Fにより,イベント列車として現代版「勧業電車」が三田から谷上まで運行されました。
「勧業電車」とは、昭和8年頃に地域の産業振興を目的として始発列車の前に運行していた非常に安い運賃の特別列車のことだそうで,行商人で賑わったそうです。
この現代版「勧業電車」の車掌台では「しんちゃん」が行商人の出で立ちで乗務。
車内では事前募集の参加者が特製三田美食おつまみ弁当を食しながらビール飲み放題だったようです。
また,谷上駅で開催された「三田特産物フェア」で販売する商品の一部もこの列車に載せて輸送されていました。
かつて行商列車のような感じで運行されていた「勧業電車」で特産物を運ぶのはわかるとしても,どうしてその車内で特製弁当を食しながらビール飲み放題となるのか・・・?(謎笑)
神戸電鉄,秋の有馬温泉キャンペーン「ジョイフル有馬」が今年から変わりました。
新たなキャッチコピー「JOYFUL ARIMA 食浴の秋“有馬”」とともに,神鉄の車両に掲出されるヘッドマークも久しぶりにデザインがリニューアルされています。
停まった状態でじっくりと見るにはいいデザインと思いますが,動体視力がめっきり衰えた目では走って来るところを見るには辛いヘッドマークとなった気がします。
今日2018年11月18日から,谷上駅のドームギャラリーで神鉄ファンの有志の方々による「有馬・三田線 いま・むかし」をテーマにした写真展が開催されています。
今日拝見しましたが,記憶に残っている懐かしい光景,さらに昔の,初めて見る,自分が知らなかった,神鉄の駅や車両の姿など,おそらく初公開の写真,そして現在の姿が展示された見ごたえのあるものでした。
ぜひ,神鉄と北神の乗り換えを1本ずらしてご覧になってみてください。
1本だけずらすつもりが,気がつくと2~3本後になってしまっていることでしょう。
写真展-わたしの街の「しんてつ」2018-は,神戸電鉄・北神急行谷上駅改札すぐ近くのドームギャラリーで2018年12月2日まで行われているとのこと。
観光地が沿線にあり,かつ登山鉄道としての性格を有している日本の鉄道6社が「全国登山鉄道‰会」を2009年9月4日に結成しました。 その翌年から,毎年秋に加盟各社で同会のロゴマークをヘッドマークにして一斉に掲出しています。
その一員である神戸電鉄では2018年も2編成にヘッドマークが掲出されました。
1編成は6500系6506F。
今年2月に営業運用を開始した新鋭です。
もう1編成は古豪1000系列の1376F。
同系列の4両編成はVVVF車など新世代の車両に比べて昼寝が多い運用につくことが多く,掲出期間中何度も沿線に通いましたが,残念ながら遭遇することができませんでした。
「全国登山鉄道‰(パーミル)会」加盟している6社・・・
箱根登山鉄道,富士急行,大井川鐵道,叡山電鉄,南海電気鉄道,神戸電鉄
神戸電鉄では2018年の鉄道の日関連のイベントとして,10月8日に神鉄トレインフェスティバル2018が鈴蘭台車庫をメイン会場にして開催されました。
さまざまな企画が行われましたが,こちらでは車両の展示・撮影会についてご紹介します。
鈴蘭台車庫では,神戸電鉄鉄道開業90周年を記念した特別プログラムとして,3世代の車体塗色を纏った1000系列車両3編成を留置線に並べて展示されました。 (復刻塗装スプリンググリーン×グレー1152F・復刻塗装オレンジ×グレー1360F・現行塗装1154F)
鈴蘭台車庫からトレフェス特別列車で行く見津車庫の撮影会では,鉄道開業90周年ロゴマークのヘッドマークを掲出した4編成が並べられました。 (6002F,5004F,3006F,1108F)
今回は2箇所で合計7編成を展示するもので,指定の車両を両会場に配置するに運用を組むのは大変だったのでは・・・