【阪急】西国七福神めぐりヘッドマーク(2022年)

2022年の正月の「西国七福神めぐり」ヘッドマークは,七福神と阪急9000系車両のイラストは前年までとほぼ同じながら, 「阪急沿線 西国七福神めぐり」文字の配置とベースの色が前年までから変更されるとともに,大阪梅田方と神戸・宝塚・京都方でも異なるものとなりました。

阪急沿線西国七福神ヘッドマーク(大阪梅田方)を掲出する9008×8R

阪急沿線西国七福神ヘッドマーク(大阪梅田方)を掲出する9008×8R

なお,車両のイラストの中の車番と行先表示は,大阪梅田方ヘッドマークは「9001」「大阪梅田」,神戸・宝塚・京都方ヘッドマークは「9101」「宝塚」となっています。なかなか芸が細かいですね。

阪急沿線西国七福神ヘッドマーク(神戸・宝塚・京都方)を掲出する9108×8R

阪急沿線西国七福神ヘッドマーク(神戸・宝塚・京都方)を掲出する9108×8R

2021年12月26日から2022年1月31日まで,宝塚線は4編成,神戸線と京都線は各2編成に掲出されています。(写真は神戸線9008×8R)

【阪急】初詣ヘッドマーク(2022年)

2022年が始まりました。
今年も年の初めはお正月のヘッドマークの話題から・・・。

阪急電鉄恒例の初詣ヘッドマーク。
今年の干支である寅(とら)がデザインされています。

2022年初詣ヘッドマークを掲出する阪急7007×8R

2022年初詣ヘッドマークを掲出する阪急7007×8R

久しぶりにこの場所から撮る光景も昨冬から変わりましたね。
バックにあった高く白い建物がなくなって緑の木々となり,新たにその先にあった?建物が見えるようになりました。
比較は【神戸鉄道資料館】阪急のヘッドマーク>初詣のページで・・・
昨年3月の桜のシーズンはまだ変わりなかったのですが・・・

今年も皆様にとって,よい年でありますように・・・

【神戸市交】クリスマス列車(2021年)

神戸市営地下鉄で3年ぶりにクリスマス列車が西神・山手・北神線で2021年12月1日から12月26日まで運行されました。

6000系が運用開始して以降初めてのクリスマスデコレーション列車で,ヘッドマークも2021年専用の新しいデザインとなっています。
側面窓のデコレーションは地下鉄沿線の北須磨高校の生徒により制作されたようです。

神戸市営地下鉄クリスマス列車6147F

神戸市交通局 クリスマスデコレーション列車 6000系 6147F

神戸市交通局の6000系も増備が進んでおり,前回2018年までクリスマス列車として運行されていた3000系もすでになく,このクリスマス列車運行開始時には最新であった6000系19編成目となる6147Fにデコレーションが施されていました。

【神鉄】クリスマス列車(2021年)

粟生線活性化の一環として,2010年からクリスマスシーズンにクリスマス列車を走らせています。
この編成の車内は,神鉄沿線の保育所・幼稚園の子供たちの願い事やメッセージが書かれたポスターが掲出されるとともに窓にクリスマス雰囲気を醸し出す装飾がされ,両先頭にはサンタクロースなどが描かれたクリスマスヘッドマークが掲出されています。

2021年も12月1日から25日まで,一般塗色編成2002F3両編成の両先頭にクリスマスヘッドマークを掲出するとともに車掌台に乗務している「しんちゃん」がサンタクロース姿になって,クリスマス装飾列車として走りました。車内の宙吊りには神鉄沿線の幼稚園・保育園の園児がサンタクロースへの願い事やメッセージを書いたポスター,側面窓は「しんちゃん&てつくん」とクリスマスをイメージしたデザインシールで装飾されています。

神戸電鉄2021年クリスマス列車2002F

神戸電鉄2021年クリスマス列車2002F

この年もクリスマススペシャル企画のイベント列車は運行されませんでした。

【阪急】5100系車両誕生50周年

阪急電鉄の5100系は1971年にデビューし,2021年で誕生から50周年を迎えました。
これを記念して,同系トップナンバー車両を含む宝塚線所属5100×8Rに記念ヘッドマークを両先頭部に掲出し,側面の社章は現在のものを撤去して1992年までのものにステッカーで復元して,2021年7月27日から運行されています。

阪急5100系車両誕生50周年ヘッドマークを掲出する5100×8R(C#5100側)

阪急5100系車両誕生50周年ヘッドマークを掲出する5100×8R(C#5100側)

ヘッドマークは同年11月30日まで,車体側面への旧社章は次回検査入場まで掲出されるとのこと。

阪急5100系車両誕生50周年ヘッドマークを掲出する5100×8R(C#5115側)

阪急5100系車両誕生50周年ヘッドマークを掲出する5100×8R(C#5115側)

5100系は神戸・宝塚・京都の3線区で定期運用されたことがある数少ない系列であるためか,ヘッドマークには3線区の運行標識板を掲出していた時代の姿が描かれています。

・神戸線:電気連結器付き密着連結器を装備していた編成に特急 大阪梅田~須磨浦公園の標識と西宮球場で阪急ブレーブスの試合開催日に掲出されていたヘッドマーク
・宝塚線:急行 大阪~宝塚の標識
・京都線:特急 大阪~京都の2枚標識

最近の宝塚本線5100系は休日ダイヤ日には殆ど運用に就いてないようで,ヘッドマーク掲出期間終盤になんとかサ〇鉄してなんとか捕らえることができました。

【山陽】山陽電車×ファミリア コラボ ヘッドマーク(2021年)

山陽電車が運営する須磨浦ロープウェイのリニューアルが2021年3月25日に完了したのを記念して,山陽電車とファミリアで様々な共同企画が実施されました。

<第1弾>須磨浦ロープウェイ リニューアル記念

「山陽電車×familiar」コラボレーション企画第1弾として,オリジナルデザインヘッドマークと側面ステッカーの掲出,コラボレーショングッズ発売などが実施されました。

ヘッドマークと側面ステッカーは,ファミリアのキャラクターたちが山陽電車6000系車両と須磨浦ロープウェイに乗車しているデザインで,ヘッドマークは大阪梅田方と姫路方で異なるデザインとなっており,2021年3月25日から7月20日頃まで6000系2編成に掲出されました。

掲出された編成

・4両編成 6013F

ファミリアコラボ 須磨浦ロープウェイリニューアル記念ヘッドマークを掲出する山陽6000系(姫路方)

須磨浦ロープウェイリニューアル記念ヘッドマークを掲出する山陽6000系(姫路方)

・6両編成 6004F+6005F

ファミリアコラボ 須磨浦ロープウェイリニューアル記念ヘッドマークを掲出する山陽6000系(大阪梅田方)

須磨浦ロープウェイリニューアル記念ヘッドマークを掲出する山陽6000系(大阪梅田方)

<第2弾>アートイベント優秀作品

「山陽電車×familiar」コラボレーション企画第2弾として,アートイベント「描こう!ファミちゃんと山陽電車が走る、まちのものがたり」が実施されました。山陽電車車両とファミリアのキャラクターを描いて山陽電車が走るまちのものがたりを表現する絵を対象としたコンクールです。

応募作品の中から最優秀作品に選ばれた絵をヘッドマーク加工して,2021年7月21日から10月1日まで山陽電車(第1弾と同じ2編成)と須磨浦ロープウェイの車両に掲出されました。また,応募された全作品が6013Fの車内吊りポスターにて展示されました。

ファミリアコラボ アートイベント最優秀賞「ファミリア賞」ヘッドマークを掲出する山陽6000系(姫路方)

アートイベント「ファミリア賞」ヘッドマークを掲出する山陽6000系(姫路方)

ファミリアコラボ アートイベント最優秀賞「山陽電車賞」ヘッドマークを掲出する山陽6000系(大阪梅田方)

アートイベント「山陽電車賞」ヘッドマークを掲出する山陽6000系(大阪梅田方)

【山陽】135°E×135th(東経135度日本標準時制定135周年記念)ヘッドマーク

1886年に東経135度線が日本標準時子午線に制定されてから2021年で135周年になるのを記念して,明石市立天文科学館とのコラボレーションイベントが開催されました。
その企画のひとつとして記念ヘッドマークが山陽電車の5030系と6000系の各1編成に掲出されています。

135°E×135th ヘッドマーク掲出 山陽電鉄5030系5632F6連 シゴセンゴー「レッド」(東経135度日本標準時制定135周年記念)

135°E×135th ヘッドマーク掲出 山陽電鉄5030系5632F6連 シゴセンゴー「レッド」(東経135度日本標準時制定135周年記念)

2020年に天文科学館の開館60周年を記念して運行されたコラボ列車「シゴセンゴー」の2代目として,5030系5632Fがシゴセンゴー「レッド」として2021年7月6日から,6000系6010Fはシゴセンゴー「ブルー」として2021年7月3日から,編成ごとに色が異なるヘッドマークを同年9月30日までの予定で掲出しています。

135°E×135th ヘッドマーク掲出 山陽電鉄6000系6010F4連 シゴセンゴー「ブルー」(東経135度日本標準時制定135周年記念)

135°E×135th ヘッドマーク掲出 山陽電鉄6000系6010F4連 シゴセンゴー「ブルー」(東経135度日本標準時制定135周年記念)

6010Fシゴセンゴーブルーの車内は,ヘッドマークと同様のデザインのポスター一色となっていました。

東経135度日本標準時制定135周年記念 135°E×135th 山陽電鉄6000系6010F4連 シゴセンゴーブルー 車内

東経135度日本標準時制定135周年記念 135°E×135th 山陽電鉄6000系6010F4連 シゴセンゴーブルー車内

【神戸市交】Last Run ヘッドマーク(3000系)

神戸市交通局3000系は神戸市営地下鉄西神・山手線(西神延伸線)で西神南駅が開業した1993年にデビューしましたが,6000系新造により2019年8月から順次廃車が進められてきました。

そして,最後まで残っていた3128Fに2021年7月1日から「ありがとう3000形 Last Run 2021.7」と記されたヘッドマークが掲出され・・・

ありがとう3000形 Last Run ヘッドマークを掲出した神戸市交3000系最終編成3628号

【神戸市交】ありがとう3000形 Last Run ヘッドマークを掲出した3000系最終編成3628号

7月24日に運用を終え・・・

ありがとう3000形 Last Run ヘッドマークを掲出した神戸市交3000系最終編成3128号

【神戸市交】ありがとう3000形 Last Run ヘッドマークを掲出した3000系最終編成3128号

3000系全編成が引退,神戸市営地下鉄の車両で初の形式消滅となりました。

1000系でも初期にGTO素子のインバータでVVVF化された編成もすでに全て引退済み,元 北神急行電鉄所属だった7000系もSiC素子のVVVF装置に更新されており,神戸市営地下鉄の路線からGTOインバーターサウンドが聞けなくなったのも時代の流れですかね。

【山陽】Last Runヘッドマーク(復刻塗装3030F)

山陽電鉄では2016年から新形式車両6000系が新造され,同年4月27日から営業運用を開始,以降も増備されており,それに伴い3000系が順次引退しています。

鋼製未更新編成として2019年7月に最後の定期検査出場時に旧標準色ツートンカラーに復刻された3030F(3030-3031-3505-3615)は,山陽電車公式SNSで Last Run ヘッドマークが2021年5月6日から5月21日まで掲出されることが予告されていましたが,新型コロナウィルスによる緊急事態宣言継続のためヘッドマークの掲出は中止となり,2021年5月21日に普段どおりの姿で通常営業運用を終えました。

しかし,当初5月29日の予定から6月26日に延期された「3030号さよなら記念貸切列車」イベントでは,通常営業運用末期に掲出される予定だった Last Run ヘッドマークを掲出。

Last Run ヘッドマーク掲出 山陽電鉄3615号車

Last Run ヘッドマーク掲出 山陽電鉄3615号車(3030号さよなら記念貸切列車)

東須磨から途中明石までは別れを惜しむようにゆっくりとした足取りで,終着駅東二見に向かいました。

Last Run ヘッドマーク掲出 山陽電鉄3030号車

Last Run ヘッドマーク掲出 山陽電鉄3030号車(3030号さよなら記念貸切列車)

2年間,ヘッドマークも季節にあわせた復刻版を掲げたり,時には3両編成になって更に注目を浴びながら走ってきました。
山電を日頃利用しているときに思いがけず復刻ツートンカラーを見かけると何か幸せな気持ちになれたものでした。そのささやかな幸福感ももう期待できないのかと思うと寂しいですね。

【山陽】Last Runヘッドマーク(3028F)

山陽電鉄では2016年から新形式車両6000系が新造され,同年4月27日から営業運用を開始,以降も増備されており,それに伴い3000系が順次引退しています。

3000系リニューアル未施工鋼製車のみで組成された編成として最後まで通常運用に残っていた3028F(3028-3029-3614)に,2021年6月3日頃から8日まで Last Run ヘッドマークが掲出されました。

Last Run ヘッドマーク掲出 山陽電鉄3028号車

Last Run ヘッドマーク掲出 山陽電鉄3028号車

この編成のヘッドマークに描かれた車両のイラストは,旧塗装時代に潮干狩ヘッドマークを掲出した姿が描かれています。

Last Run ヘッドマーク掲出 山陽電鉄3614号車

Last Run ヘッドマーク掲出 山陽電鉄3614号車

2021年6月8日が最後の営業運行となりました。

新型コロナウィルスによる緊急事態宣言下のため,3026Fの時のような Last Run ヘッドマーク掲出の事前予告はなく,掲出期間も短く,運行されても短時間の日が多く,なんとかかんとか撮影できたという感じでした。